
毎年、8月に広島で開催される原水爆禁止世界大会に向けて、全国を順番に行進する「平和行進」。今日6月26日は、京都~奈良に引き継ぐ日です。朝8時45分から精華町役場で本日の出発式が行われ、町長自ら出席しメッセージを届けています。この間、精華町の歴代町長は、欠かすことなく参加されており、「非核平和都市宣言」をしている姿勢が表れて立派だと思います。今年は、相楽郡内1市3町1村全ての市町村長がペナントを提供していただきました。
精華町を出発した行進は、木津川市へ。そこでさらに合流して奈良との引継ぎ地点である「般若寺」までのコースです。途中の休憩も含め3時間半程度でしたが、湿度が高くむしむししていました。
この行進は、「通し行進者」といって最初から最後まで約3ヵ月かけて歩く方もおられます。今日のコースでは2人。1人はアメリカ海軍基地のある横須賀市からの女性の参加者。もう1人は、島根県松江市からの男性の参加者でした。また、京都府内6日間を通して行進される方も数人おられ、「1人の力は小さくても、みんなで寄せ合えば大きな力になる」ことを実感させられる光景です。
戦争を知らない世代が圧倒的多数になった日本では、現実問題として実感しにくいのかもしれませんが、だからこそ「Imagin」想像力を最大限に働かせて、平和を創造していきたいものです。
ちょっと宣伝
7月19日、午後2時より、精華町交流ホール(役場内)において、ベトナム戦争に従軍した元兵士のお話と歌の会を開きます。一般の方は300円の参加協力費をいただきますが、高校生以下は無料で参加できます。夏休みの始まる日です。ぜひ、想像力をかきたて、平和をご一緒に考える日にしましょう。