精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

決算審議

2009年09月26日 10時43分23秒 | 議会・地方自治
 連休明けから昨年度の決算審議が始まっている。今回は、その委員なので連日30日まで続く。木曜・金曜と時間を越えての審議となっている。時間通りに進むのかどうか、不透明だ。
 時間がかかっている要因の1つに、新人議員さんたちの活発な発言がある。5月選挙だったので予算審議にはかかわっていない。だから、今回の決算審議が町政全般について体系的に議論できる最初の機械なのだ。初めてなので仕方ないこともある。先輩議員の中には、「質問が細かすぎる」とか「それは、地元で相談してほしいことだ」などの批判の声もあるようだが、誰にしても最初は仕方ないことでもある。分からないことを放置して年数を重ねるよりも、1日も早く分かる方が大切だ。ただ、中には「事項説明は、担当課・担当者に尋ねれば済む」というレベルのものもある。
 議員は、年数・期数を重ねると発言できない。しにくいこともある。「いまさら聞けない」の類だ。総じてベテラン議員の発言が少ないが、本当に分かっていて発言しないのかも分からない。
 議会は、政策論議の場なので、意見が異なることはある。当然であり、異なる意見。異なる視点からの議論が、よりレベルの高い政策・総合的な政策に高めていくものだ。
 行政側にも、積極的な情報公開をして、「事項説明」的な質問が議員や住民から出ないような努力が必要である。一方、議員や住民は、文句を言うだけではなく、積極的な提案をすることが求められている。それらを繰り返すことで「地方自治」の力が根付いていくものだ。
 水曜日まで決算審議の日程は詰まっている。実態は、質問するためには質問する側も「相当な準備」が必要となる。土日は、行事もあるが、その合間を縫って調査や意見聴取などに取り組まなければならない。
 地方議員は、委員会や本会議のある時だけ、役場に出かけていけば良いものではないことを、少しは理解してもらえたかな?

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