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精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

10人に6人

2009年11月22日 09時22分57秒 | 各地・分野の動向
 10人に6人とは、来年に卒業を控えた京都の高校生で、就職を希望していても、まだ内定していない率である。昨年の内定率が53.9%だったので、就職氷河期と言われた2002~03年以来の事態である。
 大学生も同様の傾向にある。これで、子どもたちに「希望を持て」とか「夢を抱こう」とか言えるのであろうか?自分達の子孫が食べられないのに、利潤を追求する余り、海外に生産拠点を移したり、人員カットを平気で行っている日本企業にこそ「夢を抱いて」日本国内で頑張ってもらいたい。
 私は、大卒だが、当時は「就職協定」というのがあって、就職活動・企業の求人活動も原則4回生の10月1日以降だった。今は、3回生の初めくらいから就職活動にいそしんでいるらしい。大学の講義や研究活動はどうなっているのだろうか?学生生活の半分の時点で、学問より職を追求する環境を放置していては、真の学力が上るはずがない。
 もう一度、学校側も企業側も考え直してほしい。そして、卒業生に、きちんと職を与えることのできる日本にしてほしい。
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