精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

議会運営委員会の視察

2009年11月21日 00時27分39秒 | 議会・地方自治
 19・20日と、議会運営委員会の視察で、金沢市議会と加賀市議会を訪問してきた。金沢では、議会中継の考え方やノウハウを、加賀市では、政治倫理について学んだ。
 金沢には、市も出資している第3セクターのケーブルテレビがあり、その番組として議会の様子を流していた。この間、インターネットでも中継することになり、従来ケーブルテレビで流していた映像を録画中継している。インターネットは、いわば国内・国外を問わずどこからでもアクセスできる。その点、留意点も多くなるが、さほど気にしなくてもいいことが分かった。ただし、設備上確認することが必要な事項が見えてきた。
 加賀市の政治倫理は、先進的ではあるが、運用の仕方では「身内に甘い」という批判がされる可能性がある。議員自身の地域でのさまざまな活動と全体の奉仕者という特殊な立場・身分をどのように両立させるかが今後調整を必要とする点でもある。分かりにくいかもしれないが、例えば、PTAで頑張って本部役員になった場合、今度は行政から補助金の出ている団体幹部になるわけで、行政の中立性を歪める結果になる可能性も残る。少なくとも、団体のトップ(会長など)になることは避けようという慣習はあるものの、副会長なら問題なしと断言することもできない。
 戻る途中、福井駅で1時間ほど時間ができた。たまたま、駅頭で地域の医療生協の職員が「後期高齢者医療制度の即時廃止」など医療を充実させる請願署名の活動をされていたので、署名に協力した。寒い中、本当にご苦労様である。若い職員も多くいた。精華町の地元では、なかなか見られない光景だが、今、政権交代というチャンスに政治を国民の側に大きく引き寄せる絶好のチャンスでもある。各分野で声をあげていくことは大切だ。
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