今年も年末まで、地元北ノ堂のイルミネーションがスタートした。
現場は、北ノ堂公園
JR祝園・近鉄新祝園から、徒歩10分程度のところ。
数年前から取り組んでいるが、当初は計画性もなく、木にくくりつけて樹木に飾るという原始的な方法だったが、今では計画的にデザインして設置している。電球も、徐々にLEDに変更していて、消費電力もゼロが1つなくなるほどのことだ。
駅から帰宅する時に見えるので、みなさんには好評。
ただ、設置するのは大変だ。
今回も、朝から午後1時前までかかり、北ノ堂まちづくり協議会のメンバーとともに作業した。11月下旬にしては温かかったのが幸いだ。
まちづくり協議会には、いろんなメンバーがいる。
仮設構造物の作業が得意な方、電気関係の仕事をしていた方、サイトのデザイナーの方・・・・・と、広い分野にわたる。だから、いろんなことができる。
各地域でも、現役時代(現役としても)その分野の専門家だった方はたくさんいるはずだ。その方たちの知識と技能を活用すればいろんなことができる。
今朝の報道では、大阪の知事選・市長選が終われば、国民新党と石原都知事、名古屋市長などと維新の会が「政党」を立ち上げる構想があるとのこと。
共通するのは、議会や職員を「仮想敵」にしたてて、住民の関心を本来の本質(子どもたちのための教育はどのように地道に進めるのか とか 地域の福祉力を底上げするためにどのような取り組みを協働して進めるのかなど)ではなく、権力を持つ者(知事や市長)が独断・独裁的にすすめる雰囲気を醸し出していることだ。
地方政治は、特に現場に近いだけに、1つの問題でも多面的な性格があり、いろんな関係者の意見調整が必要である。現実問題として、マスコミがはやし立てた名古屋市や大阪では、本来政治の光を当てる必要のある人たちが冷遇されている。そして、湾岸開発をはじめとする「目玉商品」を作り上げ、税金を集中的に投入している。
また、独裁的市長・知事に共通しているのは、「カネに汚いこと」だ。
維新の会代表を支援する人物や企業が、大阪府の仕事を受け取ったり、普通の人の感覚では考えられない方法で、カネを獲得している。維新の会を応援している某政党も「政党助成金」を受け取っている。
石原都知事もスーパーワンマンである。
新しい政党ができれば、結局「石原新党」となり、障害者や難病者など少数意見はことごとく抹殺され、1つの価値観だで政治が動かされるのは間違いない。
結局、大阪は従来の独立精神を失い「東京ライズ(東京化)」する運命をたどる危険性が高い。
関西弁がすたれ、タイガースもすたれる
なんていう事態にならないためにも、維新の会の暴走を止めなければならないのではないか。
大阪人よ
それぞれの中にある不満の気持ちは、ある程度解消してくれるかもしれないが、それで本当の問題が解決するのだろうか
よーく考えて欲しい。
実は、8月の中頃、福島に行ってきた。
滞在したのは、福島駅でレンタカーを借りて約6時間ほど。
あの飯館村をこえて南相馬市・相馬市周辺に入った。
この写真は、福島市内の公園。
車の中からの撮影なので分かりにくいかもしれないが、ブルーシートが見えると思う。
公園の表土をめくり、1か所に集めた後ブルーシートをかけている現場である。
この写真は、海岸から1キロほど入ったところにある民家である。
「コワシ」だけが見えるが、「壊してください」と書かれている。津波で被災したが、自力で撤去できないので・・・・
2枚目の民家の近くには、地元の方が作ったのか・・・
復興のひまわり畑がある
聞くところによると、歌手の野田淳子さんが、この後この近くでコンサートを開いたとのこと。
ひまわり畑 から南に1キロくらいのところ
道路の右側数百メートルで、太平洋になる
畑で集団的に咲いているのも素晴らしいが、道路わきに1本だけだが、力強く咲いていた。
先週のこと
大阪維新の会が府議会に提出している「教育基本条例」に異議を唱える人たちが「共同でアピール」を出した。
尾木ママとして一躍有名になった「尾木直樹」さんをはじめ、女優の竹下景子さん、教育学者の田中恒子さん、新聞記者の長谷川さんなどなど、各界の方が疑問を呈している。
維新の会が提案している「条例案」は、長年の経験や実践を通しても「反対」される代物のようだ。
条例の一部だけを見れば、「けしからん教師を追放できる」と、府民の気持ちに合うような要素もあるが・・・冷静に考えれば分かることである。
過去に、生活保護制度を削るために、自民党政権はこんなことを言った。
「生活保護を受けている者が、外車で銭湯に通っている」
確かに、ごく一部にそのような事例があったのかもしれない。
でも、圧倒的多数はまじめに仕事を探したり、つつましい暮らしをしていたのだ。
「ほんの一部」の現象をあたかも「全て」のように宣伝して、ものごとを変える=多くの場合は壊す=きっかけにするのは、「壊し屋」の常とう手段だ。
さらに、教育や福祉を壊して、そのお金を回したいのは「ベイエリア」であることは、これまでの維新の会の政策などをみれば明らかである。
決して、大阪府民の大阪市民の暮らしがよくなることはない。
下記の日程で 里山あそび をします
11月13日 日曜 午前10時~12時頃
精華町の里山 祝園駅から東に2キロくらいのところ
駐車場もあります
焼いも ザリガニ釣り などなど自由に遊べます
参加費無料
幼児や小学生にはうってつけ ぜひご参加ください
今月下旬の投票を控えた大阪のW選挙。
マスコミは、相変わらず橋下前知事を取り上げ、知名度アップに「貢献」している。
維新の会が府議会に提出した条例案がある。
国民の中にある「公務員バッシング」の気分を巧みに利用している。マスコミもそのあたりしか取り上げていない。
だがどうだろう。
橋下氏が知事就任後実行してきたことを冷静に見て欲しい。
私も、このブログで当時批判したが・・・万博公園内にあった「国際児童文学館」を、「カネを稼がない無駄な施設」と廃止してしまった。
この施設は、いわば児童書に関する図書館である。私も訪問したことがある。
確かに、財政面としては稼ぐどころか支出する一方かもしれない。だが、将来を担う子どもたちの知識や人格を養うことを考えたら、カネには換算できないほどの価値があるものだ。
それを前述のような理由で廃止してしまった。
今回の条例案提出の理由などを聞いていると、根本のところで共通している。「国際社会に有能な人材育成」など、聞こえはいいが、人間は経済活動だけのために存在し生きているのだろうか。
また、国際社会に貢献できないような人材は無用な存在なのだろうか。
どちらの存在もあっていいのである。
どちらかが重要で、他方が無用ということはないはずだ。
それを、橋下流の価値観だけで「モノサシ」を法定(条例化)して、そのモノサシによって、大半の(ここがミソ。大阪府民の圧倒的多数は橋下流モノサシでは排除される側になる)子どもたちが「無駄」扱いされるのである。
いきおい、それは高校(だけにとどまらず小中学校にも波及する)の教職員をサラリーマン化させ、企業の成績のようになるだろう。
効率よく優秀な子どもたちを作り出す学校・教師だけが優遇され、「金八先生」のような教師は、必要ないとされる学校である。
そんなことをすれば、長年の歴史で培ってきたあの「大阪風土」は根本から破壊され、30年50年後は、冷酷で賢く優秀な「冷たい大阪府民」が幅を利かしているということになりかねない。
大阪府民・市民の皆さん
マスコミに踊らされることなく、冷静な目で将来を見据えた選択をしていただきたい。
昨日開催された「原発とエネルギー問題を考える学習講演会」の様子である。
参加数は予想できなかったが、結果として3ケタの方が参加された。
事後の参加者の感想を聞いていると、
「専門的内容もあったが、分かりやすかった」「原発マネーの実態が分かった」「何回かに分けてより理解しやすいように深めたい」などが多かった。
ただ、参加者層が中年以上が大半で、子育て中またはこれから子育てをする年齢層が比較的少なかった。関心がないのか、台風直後で来れる条件がないのか・・・・
しかし、若狭湾で福島第一原発のようなことが起これば、この精華町も「人ごと」では済まなくなる。今は影響が少なくても、前例や歴史にしっかりと学び、自分たちの問題として考え実践することが求められている。
実際に、福島原発から放出された放射能は世界中で観測されている。
今後の具体的予定は未定だが、「学び実践する」ことは何らかの形でサポートする必要があると感じている。
私の世代の方は、見ればすぐに分かるというもの。
鉄人28号 である。
どこにいるかと言えば、神戸市内。JR・地下鉄の「新長田」駅前である。
下の方に人間が映り込んでいるので、どのくらい大きいか想像できると思いますが・・本当に大きいです。実物大(といっても、原作はマンガなので実物を見たことありませんが)なのかもしれない。
長田と言えば、16年前の阪神淡路大震災で多くの家屋が焼失したところ。その復興の1つとして建造されたらしい。他にも、三国志をテーマにしたモニュメントやパビリオンが点在している。商店街は、次の駅まで続いているので、夏に行くと疲れるかもしれないが、面白いまちである。
神戸で開催されていた「大英博物館 古代ギリシャ展」の写真。
もちろん、展示物は撮影できないので、入り口部分である。
すでに神戸会場は閉幕し、もしかしたら今東京に移り開催されている(かもしれない)。
大英博物館は、世界的に有名な博物館で所蔵点数もかりに上る。
美術品を見るというよりも、その当時の暮らしや文化、政治体制・思想などを垣間見ることができる。機会があれば、ご覧ください。
先日、320億円もの税金を政党がもらうという「政党助成金」の第2回目の配分があった。
言うまでもなく、日本共産党以外の政党が「山分け」しているものである。
しかも、このお金、使用目的に制限がない。何でも使える「つかみカネ」だ。きれいごとを言っている地方議員の活動費に回っているかもしれない。
今回は、制度の問題点は横に置いておく。
問題は、なぜ申請したのかである。
このカネは、政党要件を満たしている政党から「請求書」が政府に出され交付されるものだ。逆にいえば、日本共産党のように「請求書を出さなければもらえないカネ」でもある。
多くの政党が、6月下旬から7月10日ころまでに「請求書」を出し、7月20日ころには支給されている。
多額の義援金が遅々として現地に届かないことと比べても、破格の優遇である。
さて、3月の大震災で復旧・復興費が巨額に上ることが明らかである。そんな時に、政党運営のためのお金を税金で・・・というのは、あまりにも馬鹿げている。320億円あったら、いろんなことができる。建設費2億円の保育所や老人ホームなら、160か所に建てられるほどの金額である。
「1日も早く被災地の復興を」というのは、まやかしなのだろうか。
私なら、「請求書」を出すこと自体、気が引ける。
少なくとも、復興の兆しが見えるまで・・今年だけ・・でも税金からの政党助成金を我慢して、国民からのカンパで政党を運営しようという気概はないのだろうか。
しかも、聞くところによると、政党助成金に頼っている比率が高い政党ほど、お金の感覚にマヒしているような状況だ。
冠婚葬祭には足しげく通う=次の選挙で自分の当選を確実にするため?。党の会議や大会会場は、ホテルを使う=福祉センターなど公的会場の方が格段に安くできるのに。地方議員の活動に便宜を図る=自分たちで集めたカネなら何も言わないが。・・・・・などである。
法律改正が必要なら、それをする権限が国会議員にはある。また、それぞれの党員や地方議員は、自分のところの国会議員に建議することも可能だ。もちろん、一般国民だって「税金の使い方」に意見する権利がある。
「こんな時だから、政党助成金の請求は止めておきましょう」
ということを政党にさせる意見はないのだろうか?
原発問題の学習会があります
と き 7月10日(日曜) 午後2時~
ところ 精華町・光台コミュニティホール
ひかりだい保育所の近くです
講 師 福井県若狭の原発銀座出身で、原発問題に詳しい方
原発の仕組み、いろんな問題、どのように対処すべきなのか・・・・
ぜひ、お近くの方はお越しください。
タイトルにした「10万年後の安全」とは、映画のタイトルである。先日観てきた。
北欧で製作された映画。全編約80分程度で、エンターテーメントとしては「面白い」とは言えないが、今日本で起こっている原発問題を考える時には、非常に参考になる。
物語ではない。原発などから排出される「放射性廃棄物」
実は、毎日たくさんの廃棄物=核のゴミが出ているにもかかわらず、これらをどのように処理して処分するかは、日本を含め多くの国では「決まっていない」。
当初は、再処理とか埋設などの「循環」を作ろうとしたものの、ことごとく失敗していて、むしろその「循環」を作り出すための施設が、さらに国民を危険にさらしている状況である(「もんじゅ」など)。
放射性物質の半減期(放出エネルギーが半分になる時間)は、いろいろだが長いものは「数万年単位」となる。注意すべきは、その数万年たっても無くなるわけではなく、「半分になる」だけだ。例えば、半減期2万年の放射性物質は、2万年後に1/2、4万年後に1/4、6万年後に1/8、8万年後に1/16・・・になるということだ。
現在ある国で、この核のゴミを埋設する施設が建設されている。完成予定は2100年ころとのことで・・・いったい人件費も含めたら途方もない金額が必要になるのだろう・・・
10万年間地中に閉じ込める計画ということになる。
ところが、原始人類は除いて文明・文化を持つような人類誕生からの時間は、地球ができてからの「ほんの一瞬」である。その「ほんの一瞬」の時間でさえ、象形文字に代表されるように解読に苦労している。また、世界中に現存する建物で、1万年以上存在しているものはない。
それらを考えると、10万年間の間、核のゴミの存在や、どういうもので触れてはならないのかという説明、根本的な伝承方法などは「想定しようがない」ということになる。要するに、今の情報が今の言語で伝わる保証は一切ないのである。日本語が、いまのレベル・今の表記方法・今の文法のままであることは恐らくないだろうことは、平安文学までさかのぼらなくても江戸文学との比較でも容易に想像できる。
しかも、これだけ戦争が絶えない中、地上の環境がそのままであるという保証もない。
このような「後処理」の手段や方法のない物質を、日々大量生産していることになり、原発はその最たるものなのである。
これでも、まだ「原発は必要だ」と言い続ける方は、どういう思考回路なのだろう。なんなら、必要論者だけで責任もって「放射性物質の処理」をしていただこうではないか。
なお、この映画は限られた映画館でしか上映されていない。
現在は、近畿地方では、京都シネマ(京都地下鉄「四条」)、高槻・・・(阪急「高槻市」徒歩5分)、テアトル梅田(JR大阪・阪急梅田など)の3か所である。上映時間などは、直接問い合わせて欲しい。
といっても、民間すべてではない
昨日、国会で取り上げられ、九州電力が関連会社と自分の社員に、原発再開を求めるメールを番組に送るよう「やらせ」を指示した件である。
実は、この問題は「しんぶん赤旗」の2日付日刊紙に掲載されていたので、私は知っていた。が、その記事では九州電力は、事実ではないと否定していた。
ところが、昨日、国会で取り上げられると、あっさり事実を認めてしまった。
電力会社は、地域独占の優良民間企業である。
これまでは、民間企業は効率的で経営感覚に優れていて、政府や市町村の運営も、民間企業のノウハウを導入すべきと言った論調が、精華町の議会でも堂々と述べられていた。
民間企業のノウハウとは、情報隠ぺいしたり、やらせで情報操作することを意味しているなら、自治体運営には「失格」である。
何度も言うが、民間企業の存在や手法を全否定しているわけではない。
ただ、これまで国会や地方議会で、「民間なら・・・・」という類の議論を展開してきた方々は、「民間のどのような手法」なのか具体的なことにほとんど触れないでいた。これでは、何を学ぶのかまったくわからない。
今後、「民間なら・・・」という時は、具体的に何を指しているのか明確にしてほしいものだ。
それにしても、国民の命がかかっている原発の再稼働を認めるかどうかという問題で、営利企業の「利己主義的思惑」が幅を利かし、「コントロールできない危険」を招くのは、あってはならないことだ。
すべての子どもたちが豊かに育つために
子育て学習会が開催されます
と き 6月18日 土 午後1時半~3時半頃
ところ 精華町・かしのき苑 1階会議室
講 師 福澤 喜代恵さん(宇治市の保育士さん)
内 容 「子ども・子育て新システム」とは?
今、政府が進めようとしている子育ての介護保険化です
幼保一元化など、大きな影響があります
精華町内の私立幼稚園関係者も、危惧しています
みんなで、一緒に学びましょう
転送歓迎です。広く呼びかけてください。