精華町の祝園駅には、駅前広場がある。
それが、一般車進入禁止になろうとしている。
バスや電車など、公共交通にシフトすることは必要である。
しかし、それは、一方を冷遇することと同一ではない。
理由は、マイカーが駅前広場に集中し、バスの定時運行が確保できない。
ということ。
その理由は、一面としては同意できるし、マイカーのドライバーの中にも、バス停付近に車を止めるなど、マナー違反もある。
その代替案が示されているが、近くの商業施設の駐車場を利用して、マイカーを駅前に入れないようにするというもの。
これが実施されると、マイカーを降りてから数分間歩かなければならない。今なら、大半のところに屋根があるが、傘を利用しなければならなくなる。
予算審議でも、その駐車場のバーの開閉時間や直近の交差点の信号サイクルを計測・試算して質した。
机上の試算ではあるが、(駐車場以外からの車を0台=現実にはあり得ない=としても)1時間あたりのピーク台数をさばけない。運転が上手くないドライバーが混在すると、さらに混雑に拍車をかけることになる。
さらに、心配されるのは、指定された場所以外で乗降することだ。
今でも、商業施設の南側で乗降していることがある。駅前幹線道路なので危険な行為だ。ちなみに、佐々木はこれまでこの道路の一部分を駐停車禁止にして安全確保とスムースな交通を数回求めてきたが、すべて「ノー」だった。
このままでは、駐車場に入りたがらないクルマが発生し、幹線道路の途中や近くの住宅街の中に流入して、これまで安全だった人を危険に巻き込む恐れがある。
再考を求めたい。
夏に公開されたこの映画、11月の26日と27日に、精華町で再上映します。
26日は、桜が丘にある「さくらホール」にて
27日は、役場内にある「交流ホール」にて
場面緘黙症の子どもに光を当てた内容です。
ぜひ、ご覧ください。
チケット取り扱っています。
表面上は、「据え置き」だが、3月までの保険料には、前の期の借金返し分約600円が含まれているので、実質的に「600円の値上げ」になる。
何回か審議会を傍聴したが、不思議なことが幾つもあった。
最大の不思議は、介護保険料の情報が、徹底的に隠されことだ。
昨日の審議会でも、審議会委員のメンバーは、事務局から「口止め」されていた。
実は、市町村が府県を通し、何度か厚労省に試算を報告していることは、公然の事実。にも関わらず、自分のところの市民には知らせない。先月の議会委員会で聞いても、「言えない」とガード。
今回は、10年後を見据えて、とされているが、10年後の介護保険料は、示されずに終わった。
保険給付総額を公表している、と事務局は言うと思う。が、総額から介護保険料を求める計算式を示されず、一般市民が計算できるはずがない。
少し知識のある人が計算したら、5850円より安くなる。10年後もさほど高くならない。しかし、団塊世代が後期高齢者になる10年後に、本当にこの程度の保険料で収まるとは思えない。
4月から大幅に改定される介護保険制度にどう対応するのか、といった議論がほとんどなく、というか、正確な情報が提供されないまま議論がスルーしている。大学の先生や府の担当者もいるのにだ。
さらに、耳を疑ったのが、特別養護老人ホームの入所待機者の解消のために施設増設計画を持たないのは、介護保険料を抑えるためとの事務局の認識だ。
今でも、町内にある特別養護老人ホームの定員を上回る高齢者が、入所しておられる。
近隣の自治体にある施設入所またはその逆が絶対ダメとは言わないが、今でも町内施設定員の5割増し、待機者含めれば約2倍の必要量がある。さらに前述のように高齢者人口が急増する時期を迎えるのに、増設しないとは、考えられない。課題の先送りでしかない。
他にも、疑問点が山積だが、何度かのアプローチにも関わらず、反応ないので、議会での議論に譲ろうかな。
町内にある私立高校の生徒さんたちも、喫茶コーナーのお手伝い。
この高校には、「福祉コース」があったのですが、残念ながら今の3年生が最後になります。
この子らを世の光に
「に」ではなく「を」であるところに意味がある。
これは、知的障害児福祉に尽力された、近江学園の故糸賀一雄さんのことばである。
障害を持った子どもたちを憐れんで、世の光を当てるのではなく、この子らが光になるような社会をめざしたといえる。
さて、今精華町内の学校で、これに逆行する事態が進行している。
現時点では、詳細に書けないが、特別支援学級に在籍する子どもたちが、学校行事の参加を拒否されているのだ。
保護者は、「手がかかるなら、仕事を休んで自家用車も出して同行する」とまで協力する意思を示しているのに、校長判断で連れて行かない方針を保護者に通知した。
私も、障害者問題に関わってきた立場から「40年以上前の光景」だと感じ、ショッキングだった。
校長は、元教育委員会にいたエリートコースである。
もし、このブログを関係者が見たら、糸賀氏の言葉を思い起こし、精華町のすべての子どもたちにとって「光」となるような教育方針に考え直すことを強く願う。
もちろん、議員である私も、こんな事態は許せないので、動きがなければ、しかるべき要請をしたいと考えている。
昨日16日、14日朝に発生した大雨の被害調査に取り組んだ。共産党の府会議員団と合流し、自治会関係者からのヒアリングや後片付けに追われている住民からの意見も聞いた。
現場では、水没した自家用車を配車や修理のため、業者に運んでもらっている光景もあった。
自宅の被害は少なくても、車の被害が大きい方も。
今回は、お盆の最中ということが、「片づけしやすい」ことと「業者が休みで即時対応してもらえない」こととが起こっている。
八幡市では、見舞金制度があるという。他の自治体では今のところ見当たらない。
昨夜から今朝にかけての大雨で、精華町にも被害が発生している。
テレビなどで、「精華町菱田、107ミリの豪雨」という報道がされているので、多方面から安否確認があることもあり、アップします。
なお、下記の情報は、14日午後5時30分現在、精華町危機管理室発表分です。
家屋床上浸水 15戸
家屋床下浸水 38戸
町道崩壊 11か所(路肩の一部損壊)
農道崩壊 2か所(同上)
農地崩壊 27か所
河川堤防損壊 2か所
土砂崩れ 5か所
なお、人的被害はなし。生活道路関連の通行止めもなし。
浸水被害の家屋には、順次消毒作業を実施中。
全国の皆さん、ご心配をおかけしています。幸いにも現時点では人的被害はありません。
宇治市など甚大な被害が発生しているところもありますので、可能な方は泥出しなどボランティア協力を呼びかけます。
精華町では、2011年度の予算として「2年間で全学校の普通教室にエアコン設置」ということになっていたが、2011年3.11の震災で「学校の耐震化」が優先されることとなり、全教室は断念し、特別支援学級のみ設置された。
それでも暑いので、普通教室には「ミスト」という水を霧状にして気化熱で「涼」を感じるという簡易な方法を施行することに。
それが完成し、7月から稼働したので、総務教員委員会として中学校を視察。その時の写真。
上は、ミストが出ているところ。
下は、ミストの近くの生徒の席。保健委員の子どもが測定している。数値は、温度が32.5度。湿度が75%。
体感的には、「涼」とまでいかず。
特に、廊下側の生徒にはほとんど効果なし。
今のところ、「高温多湿」の日には、効果薄であるとのこと。
耐震化が完了したら、今度こそ全室設置をめざしたい
写真は、先週開催された「子ども議会」
町内の5つの小学校の6年生。各クラスの代表?
以前は、本会議場で簡単な質問をして、町長・教育長が答えるという形式。1人当たりの時間も短く、「一般質問」というより「質疑応答」
これでは、子どもを守る町宣言をしている自治体として、また子どもの権利条約にもある意見表明権の具体化にはならないと、私も議会で指摘していた。
今回は、本会議場での「代表質問」はあったが、その後審議会室に場を変えて、エネルギー問題の「審議」
といっても、意見発表形式にとどまった
一歩前進だとは思うが・・・
私が想定しているのは、子どもたちがもっと多数集まって、グループごとに意見を出し合い、「提言」として、大人社会にモノ申すという、さらに活性化したものだ。
またまた消化不良というか不完全燃焼となった感があるが、長い目で見ようかな・・
今年も、来年度の職員採用募集の時期となった。
従来、議会議員のところにも「募集要項」が送付されてきた。周囲で、優秀かつ精華町のために働きたい若者がいれば、採用試験のことを本人に紹介することができた。
ところが、ある議員が「議員に募集要項を送りつけるということは、口利きして裏口採用を意味する」と訳の分からないことを言い始め、結局今年も私たちのところには届いていない。
募集要項は、公のものなので議員だけが知り得る情報でもない。すなわち、募集要項が届こうが届かまいが、ほとんど関係ないことになる。
ただ、精華町(他の地域でも「わが町の)のために優秀な人材を集めるということは、役場職員だけの努力なのだろうか?
優秀な人材が集まるということは、結局のところ住民のためになることであり、人件費を有効に使うことになり、「最小経費で最大効果」の実現につながることである。
言ってみれば、役場職員だけのルートではなく、議員も含めた全住民のルートで、受験者を増やす(関心持つ人を広げる)ことが、そのような結果につながるのである。
もちろん、議員であろうと、町長であろうと、地元の有力者であろうと、採用試験に不正な要素を持ち込むべきではない。そのことは、優秀な人材に「精華町の採用試験があること」を知らせるということとは、別問題であり次元の違う話である。
町長・行政側も私たち議会側も、どちらも精華町という自治体の機関である。政治的政策的な議論や競争をすることは必要なことだが、精華町を良くするという点では共通する分野である。
結果的に、優秀な人材を他の自治体に流すという愚かな結果を招くことになる。
政治が、政府や自治体が、誰のためにあるのか、その根本が分かっていない特徴的なことがらだ。
この間閲覧数の多い「ジェミノイドF」の写真を追加公開します。
これは、精華町内にあるATRという研究所が開発した「ドラえもん」ではなく「人間型ロボット」です。
写真上にあるように、ジェミノイドHI-1という男性型が先行作品ですが、Fは女性型であり、表情も豊かになっています。


地元「北ノ堂」の恒例、年末イルミネーション
毎年、11月下旬から年末まで、公園に設置されているイルミネーションです
この公園から、JR・近鉄の鉄道までの間は、田畑でさえぎるものがないので、大阪・奈良方面から帰着する時にも見ることができます
町内の個人宅でも、年々派手になっているようですが、これは競争しているわけではありません。冬の暗くて寒い時期に、自宅(ふるさとと呼ばれたいこの地域)に、帰宅する際の歓迎の意味でもあり、「おかえりなさい」の気持もこもっているものです
作業も大変ですが、「北ノ堂まちづくり協議会」のメンバーが中心となり、その中にいる電気の技術者などの力も借りてのことです
一応、中央の文字は「KITANODO」となっているのですが、OとDが似ているので、読めるかな?

海外に行くと一番困るのは、言葉が通じないことである。英語なら若干は使えるかもしれないが、隣国でもあるハングル、中国語やロシア語、フランス語、イタリア語・・・といわれると、よほど外国語大学卒業生でないと分からない
ATRは、以前から翻訳装置の開発をしていた。私が覚えているのは、ATR発足当時の「日本語」「英語」「ドイツ語」という3ヶ国語翻訳実験である
今では、かなりの言語に対応できるようになっている
写真は、平城遷都1300年祭り会場での「学研都市イベント」でのもの
ここでは、旅行会話に限定していたし、時々「誤訳」もあったが、正しい文法通りの発音でなくても、一定関連付けて訳すので正解率もかなり高い
近い将来、これを片手に気軽に海外旅行ができるようになるもしれません