これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

宮島グルメ

2018年04月19日 21時13分39秒 | エッセイ
 広島の牡蠣は全国的に有名だが、とりわけ大粒な身と濃厚な甘みが特徴である宮島沖の牡蠣は、抜群の評価を得ているそうだ。ならば、ランチでいただこう。
「よし、ここにするぞ」
 選んだのは「牡蠣屋」という店である。リーズナブルな価格でゴージャスな料理を提供してくれるところが気に入った。



 たしか、これで2680円だったと思う。
 都内だったら倍以上はするだろう。お得感がうれしくて、シャンパーニュまで頼んでしまった。



「生牡蠣も食べたいよ~」
 夫がグズグズ言い出したので、3個追加する。



 デカッ!
 評判通り、ひと味もふた味も違う牡蠣だった。ひと口では食べきれない大きさに驚き、弾力性を楽しみ、まろやかな甘みに舌鼓を打った。
 余は満足じゃ!
 宮島名物は牡蠣だけではない。あなごめしにも食欲をそそられ、こちらは夕食にいただくことにした。
 ネットで調べた結果、一番人気はまめたぬきという店。すかさず予約をとって、店内に押し掛けた。
 どうです? このふわふわ感。



 絶妙な甘さのタレに包まれた、とろけるような舌ざわりのあなご。骨もなく、実に美味だった。
 そうそう、夕食の前におやつを食べたんだっけ。
 宮島のおやつといえば、もみじまんじゅうだろう。たくさんの店が味を競い合い、バラ売りしているから食べ歩きができる。昔はこしあんばかりだったが、今はチーズやバター、桜餡など、かなり個性化しているようだ。ホカホカの出来立てをいただけるところがうれしい。



 いくつも食べ歩いた結果、みやげには「元祖」と名乗る七浦堂のもみじまんじゅうを買った。



「ここのが一番だね」と私と娘の意見が一致した結果である。




 中はグレーのこしあん。昔ながらの伝統的な味は、年月を経ても廃れることはないらしい。



「ムグムグ」
 夫はお腹が膨れれば、何でもいいみたいだ……。
 心残りがないわけでもない。
 宮島口駅にあった老舗「うえの」のあなごめしと食べ比べをしたかったのだ。こちらは予約がとれず、確実な方にしたので仕方ない。
 ちなみに、うえののあなごめしは広島三越でも食べられるという。機会があったら、ぜひご賞味あれ。
 お腹いっぱい、幸せいっぱいになってフェリーに乗る。
 いっそのこと、宮島に泊まればよかったな~。


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コメント (10)
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