トム・クランシー作の「ジャック・ライアンシリーズ」に連なる作品とのことでちょっと期待して観たのですが、あらゆる点で “並” でした。
プロットは一昔前のアメリカとロシアの対立をベースにしていましたし、政権内部に黒幕がいる設定も陳腐です。さらに主人公のキャラクタも「有りがちな動機から行動を起こした軍人」とくると、正直手垢に塗れた作品と言わざるを得ないでしょう。
もう遥か昔になりますが、トム・クランシーの小説を読んでその面白さに引き込まれた世代の私としては、とても物足りなく残念な印象をいだきました。