SFサスペンスとでもいうのでしょうか。
他人の “視覚” を乗っ取ったり、記憶を消したり改竄したり、 なかなか面白いプロットですが、はじめて「マトリックス」を観たときと同じく、予想どおり今ひとつストーリー展開についていけませんでした。 全体のトーンもメリハリがなく、とても “地味” でしたね。
最後、犯人が分かっても、 その動機とかゴーストになった背景等の説明が何もないので、 どうにも中途半端なエンディングでした。
あえてそういった構成にしたのだろうと思いますが、私としては大い に不満。
ちょっと変わった設定の作品だっただけに残念です。