Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

人は、何故人を支配したがるのか

2008-03-16 15:34:18 | つぶやき
チベットのラサで暴動が起きている。

ネットなどのニュースによると、
3月10日に僧侶のデモ行進があり、それが中国公安当局と衝突し、
3月14日には死傷者を出す暴動という事態に発展したようだ。
現在、チベットは無理やり中国に併合されていて、正確な情報は分らない。

もうすぐ北京オリンピックのこの時期に、こんな悲惨な事件が起きてしまった。

何故、人は人を支配したがるのか。
長い人類の歴史の中で、戦争のない時代はない。
宗教だったり領土だったり原因は様々だけれど、
常に侵略され、侵略し、国境が変わっている。

中国もかつては欧米列強に支配される恐怖を味わったはずなのに。
暴力で支配しようとすれば、必ず報復される日が来るのに。

もう、恐れから出た暴力での支配は何も生まないことを、
チベットが身をもって示してくれたのだろうか?

経済発展という甘い汁で、欧米や日本は中国に引き寄せられていた。
人件費が安いという理由で、工場はどんどん中国に進出して行った。
その結果が冷凍餃子の事件であり、今回の暴動なのか。
そろそろ安さや武力だけにおもねる時代は終わりだと、
中国もチベットも身をもって示してくれているのだろうか。

共生。
他者とともに生きること。
地球は肌の色や経済状態で分断できるほど、大きくはない。
どうしたら共に生きることができるかを考える時期に来ている。
2012年まであと少し。
あたし達みんなの意識が変われば、新しい世の中が来る。
それまでに恐れを手放し、共生する道を真剣に探すこと。
それが必要なのだ。

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