Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

インドばたばた紀行-結婚式準備編

2006-12-30 00:09:20 | 
【12月13日(水)~14日(木)】

今回の旅の最大目的は、観光ではなくて妹の結婚式に出席すること。
ダンナさんはMaduraiの出身。
だから、Maduraiまではるばる来たのだった。

Maduraiは今まで立ち寄ったDelhiやChennaiに比べてのんびりしている。
いわゆる、地方の都市という感じ。

13日は、妹のダンナさんのお母さんと妹さんとサリーを買いに行った。
もちろん妹がメインな訳であるが、遠く日本からやってきたあたしにも、
是非着なさいと勧めてくれた。

インドの人は、買い物の際、たくさん見るけど気に入ったものしか買わない。
日本人のあたしは、『試着しちゃったし…店員さんに悪いし…』と思って、
着ないものを買ってしまうことが多々(というほどでもないけど)ある。
しかーし
インド人は、『100着見たって、気に入らなければそこでは買わない』のだ。

サリーを選び終えたあたしは、暇になって店の前から街角の写真をパチリ。



ゴミゴミごちゃごちゃ
まさにNo Rule。

お母さんと妹さんがまだまだ選び終えていない。
インド人は基本的にせっかちだが、人を待たせることは平気なのだ。

お腹がすいたので、妹のダンナさんにお願いして近所の食堂へ。



インド滞在中は、このバナナの皮にとってもお世話になりました。
しかも、手で食べるっていうのは、病み付きになるわぁ
手で食べるって、すごく楽しい。

結局、この日はサリーを選ぶのに8時間くらいかかり、
夕方6時にあたしのダンナの腹痛により、解放…



翌日は、
まず、あたしのダンナのクルタ(インドの伝統的な服)を買いに洋品店へ。
日本人が来るのが珍しいらしく、店員さんがみんな見物に来てしまった。
うーん、ちょっとした芸能人気分
その後、ハヌマーンを祀っているヒンドゥーの寺院へ。
寺院の名前は聞き取れなかった…

寺院の横の小屋で象を飼っていた。
飼育係が手招きして「見においで」と言ってくれたのでそばに行った。


しかも、『背中に乗っても良いよ』とな

喜び勇んで背中に乗ったあたし。
毛が短くて、相当剛毛。
足に擦り傷がたくさんできたけど、嬉しくて気にならない。

お礼を言って帰ろうとすると…
「100ルピー(約330円)」と手を差し出す飼育員さん。
あぁ、ここでもか…
なぜ最初に言わないの~
象さんの餌代になるなら…と、100ルピーを渡した。

その後、手にヘナでボディーペイントするためにビューティパーラーへ。


蚊の飛び回る店内で2時間。


できあがりはこんな感じ。

この後妹は両手両足にペイントしたため、4時間かかった。
きつーー

夕方、妹が終わるのを待っている間、Maduraiで一番有名な、
Sri Meenakshi Templeへ。
ここは魚の目を持つミーナークシ女神を祀っている。

異教徒は、神殿の一番奥まで入れないけれど、ものすごくパワーを感じた。
屋内でも石畳が暖かく、手の先がビリビリする感じ。
あたしは今までそうした感覚を受けたことがあまりないのだけれど、
ここは明らかにパワーがすごい。
異世界に迷い込んだような感じ。



人々の祈りのパワーなのだろうか。

余談だけれど、インドでは街中のいたるところに動物が転がっている。
一番多いのは、牛とヤギ。
でも、らくだも普通にいる。
すごいなー、インド。



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