Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

Surfers' Music, New Generations

2007-03-20 23:46:00 | No music, No life!
98年の2月~GW直前まで、Oahu島にいた。
3ヶ月のI-94期間が切れるまで、まるでそこに住んでいるかのように。
この時間は今でもあたしの宝物だ。

その時期に、Local Surfer達と話す機会がたくさんあった。
あたしはScubaのインストラクターを目指し、
彼らはワールドツアーを回れるくらいのプロを目指していた。
海との付き合い方は違っても、海を生活のベースにしたい気持ちは一緒だった。

そんな頃、MTVをつけると必ず流れていたビデオクリップがこれ。

【Dood Riddance(Time of your life)】By Green Day



Punkとカテゴライズされている彼らの音楽にしては珍しく、
アコースティックギターが中心の曲。
とても短い曲であることが、唯一Punkらしいと言えるかも知れない。

特に目立つわけでもなく有名でもない人々に、
『さぁ、お前の時間だよ』とスポットを当てる。
日々の生活を精一杯喜んだり悲しんだりしながら生きていく人々を
クローズアップしているのが、何ともPunkらしくない。

それでも、何者かになりたくて日々あがいていたあの頃。
この歌を聴くたびに、『さーて、やったるか!』なんて思ってみたりした。
いまだ何者にもなれていないのだけれど。

そしてその当時、あたしはサーフィンミュージックと言うと、
ベンチャーズくらいしか思い浮かばなかったけど、
そんなのもう誰も聞かないよってLocalのサーファー達は笑った。
そして、『俺達のサーフィンミュージックは、Green Dayだ』と教えてくれた。

それも、もうだいぶん前の話。
もしかしたら、もう別の音楽がサーフィンミュージックに認定されているのかも。

あれから会っていないあのサーファー達は、
いまは何をしているのだろう。

I hope you are at the time of your life....