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ワニと読むミステリ(助手席のチェット )

助手席のチェット (名犬チェットと探偵バーニー1) (創元推理文庫)
スペンサー・クイン
東京創元社

Dog On It (English Edition)
Spencer Quinn
Simon & Schuster UK

読むと、チェットの鼻を信じよう。

(スペンサー・クイン著)

 チェット、賢くてかわいいもう少しで警察犬訓練所を優秀な成績で卒業しそうだったイヌと、ちょっとばかりついてない私立探偵バーニーのコンビは新しい事件に取り組みます。取り乱した母親からの依頼でティーンエージャーの娘を捜すことになるのですが、この女子高校生は行儀のよい成績優秀で才能のある学生で、とても家出するような不品行な行動をするとは思えません。それでは誘拐されたのか? 少ない手がかりを追ううちにチェットはバーニーと離れてしまい窮地におちいりますがバイカ―たちに助けられてホッとしたのも束の間、さらなる絶体絶命の危機に陥ります。

 名犬チェットと探偵バーニーのシリーズ1作目です。犬が一人称で事件を語るミステリは珍しいかもしれません。
 チェットはミックスの大型犬で強烈なジャンプ力を誇って、バーニーには実に忠実な賢い犬ですが、どうも食べ物に弱い傾向があり事件捜査中でもついハンバーガーなどに引き寄せられ気が付いたら食べてしまっているという、もうとてもかわいい犬です。いろいろ考えているうちに眠ってしまったりして、耳の後ろをかいてやりたくなります。
 捜査中にピューマに遭遇したりしますがラスヴェガスあたりではピューマが徘徊しているのでしょうか。怖いけど見てみたいです。
 まだまだチェットのシリーズが続くようで早く読みたいです。

■犬が探偵
 いろいろ捜してみましたが、犬が語るミステリはなかなかないですね。手がかりを提示するようなのはありますが。
 これはネコのミセス・マーフィーが主要な役割ですが、コーギーのタッカーも活躍します。
散歩をこよなく愛する猫

主人公: バーニー・リトル(元刑事でバツイチの私立探偵)
チェット(バーニーの相棒。名犬)
場所:  USA、ラスヴェガス周辺の町
グルメ: なし
動物:  イヌ:チェット
ユーモア: 中
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