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ワニと読むミステリ(ムーンズエンド荘の殺人)

ムーンズエンド荘の殺人 (創元推理文庫)
エリック・キース
東京創元社
945円(価格は変わる場合があります)
Nine Man's Murder
Eric keith
Ransom Note Press
1,379円(価格は変わる場合があります)

読むと、しかけたトリックは予期せぬ結末に。
 
(エリック・キース著)
 犯人はおれたちの中にいる。一人、二人と減っていく仲間たちは、ドアにも窓にも鍵をかけ、警戒を怠らなかったはずなのに。アンダースン探偵学校の卒業生9人が同窓会に集まったのは人里離れた校長ダミアンの別荘で、吹雪に閉ざされ、外界に通じる跳ね橋も破壊された。同窓会のホスト、ダミアン校長はどこにいる? 恐ろしい悲鳴の先にあったのは無惨な死体。自分以外の誰も信じられない状況で、生き延びることができるのか。犯人は誰かとみな必死に考えるのだが。

 近頃は閉ざされた場所を作るのは実に難しいですね。この状況も、吹雪で、別荘に通じる跳ね橋は落とされ、電話線は切られ、さらに山の中とあって携帯電話も圏外です。したがって外に助けを求めることはできません。だんだんと探偵学校の昔々の卒業試験の事件が今に関係があるのではないかと思われて来るのですが、それが今の殺人とどう結び付くのかわかりません。みんな過去に自分が何をしたのか、忘れていますからね。
 作者のエリック・キースは、ゲーム会社のパズルデザイナーとして活躍後、2011年に本書で小説家デビュー。
 
  ■「そして誰もいなくなった」
  アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」。先に読むべきか、後にするべきか。
  まぁ、ワニははるか昔に読みましたが。それは衝撃でした。

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティー
早川書房

  
主人公: ブライアン・ウエスト(私立探偵)
場所:  USA、ロサンジェルスから500キロ
グルメ: なし
動物:  なし
ユーモア: 小
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