温泉の湯気が立つ川

2019年07月18日 | 但馬の町並み
      昔、運送会社。今、大型スーパー。
              

(但馬ふるさとづくり協会転載許可済)
平成26年 第9回但馬検定(2級)問題より

【70】湯村温泉の中心を流れる川のほとりに湧く源泉・荒
湯では、春になると観光客にまじって地元の人が山菜など
をゆがく姿が風物詩となっています。この川は、次のどれ
でしょうか。

(a)久斗川    (b)照来川    (c)春来川    (d)味原川


正解は、(c)の春来川(はるきがわ)です。
湯村温泉の中心を流れる川は「春来川」と言います。
摂氏98度の源泉「荒湯」から流れる湯が、春来川に湯気を立
てます。
「荒湯」では、観光客が卵をゆでたり、地元の人の山菜や魚
介類をゆがく姿が見られます。そして、川を目の前にした長
い長い足湯には、おおぜいの観光客が足を浸けています。
川には錦鯉が泳ぎ、川に沿った遊歩道の壁には有名人の手形
がずらっと並びます。
とても情緒ある湯村温泉街の風景です。

ちなみに、問題の久斗川、照来川、味原川は新温泉町の別の
エリアを流れる川です。


『こけ~』

但馬弁で「こけ~」と言ったら「ここに」の意味です。
なんでも「ここに置いといて」は、但馬弁でしゃべると「こけ
~置いといて」となるのです。
いや、「こけ~」の前に名詞を持ってくるのかな。
「お菓子こけ~置いとくから、食べて~よ」といいます。

同じように、「そこに置いといて」は「そけ~」となるのです。
「本そけ~置いとったのに、誰か持っていったんか~」と探し
ます。

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