「お帰り」と言うために~レポート③
メイン集会が始まる前に、青山繁晴参議院議員と荒木和博特定失踪者問題調査会代表による「救出するために」と題したトークイベントが行われた。救出するためにはストックホルム合意に基づく話合いや外交ルートによる交渉などは必要なく、強い圧力を北朝鮮にかけて自衛隊による救出も視野に入れるべきといった内容であったと思うが、仮にこの方針に沿って救出するためには憲法改正が必須であり何年先になるか分からないし、この方針を国民が望まない可能性だってある。
一刻の猶予もないというのなら、現行政府方針であるストックホルム合意に基づく解決策を提言すべきであって、それが一番現実的ではないのかと思う。しかも、青山議員は現在自民党に属しているのだから、政府与党の方針であるストックホルム合意に基づく解決を模索するのが当たり前である。党議拘束の係る案件なら自分と違う意見であっても自民党の方針に従わなければならない、大人気ない議論であったと戒めたい。
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