「古代史を旅する」
このところ、写真にある古代史に関する3冊を読んでみた。「竹の民俗誌」の著者である沖浦和光氏は、私が市役所現役の時に同和問題講演会の講師としてお招きし、阿波水軍の本拠地のあった阿南市椿泊町の家並みをご案内した想い出がある。
「邪馬台国は「朱の王国だった」」(蒲池明弘著)は、邪馬台国とヤマト政権、この二つの古代国家は朱(辰砂)という鉱物の採掘とその輸出によって繁栄した「朱の王国」だったとの視点に立ち古代史を分析している。第3章「前方後円墳と朱のバブル」では、「四国に邪馬台国を求める説では、徳島県阿南市にある古代朱産地が根拠とされています。」(161P )とあり、古事記の舞台は阿波だったと思っている方に是非読んでいただきたいと思う。
「渡来氏族の謎」(加藤謙吉著)は、古代国家や古代氏族の名前が頻繁に出てきて難解である。第3章「秦氏」には、「秦氏の関係者は、地域的にも日本各地に満遍なく分布しており、次のように31か国80郡にもおよぶ。」(103P)として、その中に南海道阿波国・那賀郡と私の地元が出てくることが興味深い。
これらを読み終えたら、北朝鮮の外交政策を理解する手がかりとして、「六韜三略」を読み返してみたいと思っている。
このところ、写真にある古代史に関する3冊を読んでみた。「竹の民俗誌」の著者である沖浦和光氏は、私が市役所現役の時に同和問題講演会の講師としてお招きし、阿波水軍の本拠地のあった阿南市椿泊町の家並みをご案内した想い出がある。
「邪馬台国は「朱の王国だった」」(蒲池明弘著)は、邪馬台国とヤマト政権、この二つの古代国家は朱(辰砂)という鉱物の採掘とその輸出によって繁栄した「朱の王国」だったとの視点に立ち古代史を分析している。第3章「前方後円墳と朱のバブル」では、「四国に邪馬台国を求める説では、徳島県阿南市にある古代朱産地が根拠とされています。」(161P )とあり、古事記の舞台は阿波だったと思っている方に是非読んでいただきたいと思う。
「渡来氏族の謎」(加藤謙吉著)は、古代国家や古代氏族の名前が頻繁に出てきて難解である。第3章「秦氏」には、「秦氏の関係者は、地域的にも日本各地に満遍なく分布しており、次のように31か国80郡にもおよぶ。」(103P)として、その中に南海道阿波国・那賀郡と私の地元が出てくることが興味深い。
これらを読み終えたら、北朝鮮の外交政策を理解する手がかりとして、「六韜三略」を読み返してみたいと思っている。
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