黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

猿ヶ京おがんしょめぐり・序章

2019-12-29 20:35:32 | 北毛紀行

犬川柳第四弾です。

ずうずうしい だって生まれた ウチだもん

獅子丸は、7年ぶりに実家に帰りました。

でも、全く遠慮というものがありません

まるで20年も居るような顔で暮らしています

実家の記憶を、両親や兄弟のことを、ズーッと覚えていたようです

 

 

 

謙信のさかさ桜と日枝神社に別れを告げて、国道17号線を走ります。

ナビの目的地は、「まんてん星の湯」です。

上の地図の、猿ヶ京関所資料館と与謝野晶子文学館の中間くらいの所にあります。

ここが「さるがきょうおがんしょめぐり」の出発地なのです。

 

名胡桃城でゲットした資料の中に、「さるがきょうおがんしょめぐり」ありました。

「おがんしょめぐり」をしながら、猿ヶ京を散策してみましょう

おがんしょとは、聞き慣れない言葉ですけど、ミニパワースポットというところでしょう。


駐車場から出てすぐに、見慣れないものがあります

旧新治村(にいはるむら)出身の歌人・阿部鳩雨とあります。

ここは今はみなかみ町だけど、合併前は新治村だったのです。

歌碑の隣にも、見慣れないものがあります。

手湯というようです。

 

手を入れてみると、暖かい

そばに、民話があります。

手湯「カッパの湯」です

いきなり、和んじゃいました

 

とりあえず、赤谷湖の方に下ってみます。

歌碑があります。

作者は佐藤春夫です。

よくみえませんけど、「湖底」うんぬんとあります。

そういえば、赤谷湖は人造の湖で、湖底に沈んだ温泉街があったといいます。

 

少し行くと、今度は句碑です。

野竹雨城、のだけうじょう?

野口雨情なら知ってるけど?

検索すると、群馬の近代俳句の基礎を築き多くの新進作家を育てたということです。

失礼しました

 

いくらも行かないうちに、民話と歌碑(句碑)の驚きの世界が広がっていたのです

中央の白い建物の辺りが出発点です。

 

石造物がいっぱいです。

「沼田横堂三十三番観音札所・六番聖観世音菩薩」とあります

みやま文庫『上州の観音札所』(内山信次著)によれば、

 六番 宮野 大羽山  利根郡新治村猿ヶ京

宮野は猿ヶ京の旧名である。関所址のうらの洋品店の横に、大正の頃まで観音堂があって、尼さまがいて、大羽山(おおばさん)と呼ばれていた。別の資料に大葉山ともある。

 参り来てここを宮野の大羽山二世安楽と我ぞたのむる


すぐまた手湯があります

民話もセットです

いたちの湯にも、手を入れてみました。

暖かい、感激です

手ゆで癒やされて、湖の方に下ります。

まもなく、超クラシックな建物が見えてきました

猿ヶ京関所資料館です。

あそこに、おがんじょ・やる気稲荷があるはずです

 

 

 

 

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