日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

この時期に要介護者が入院するということ。

2020-12-05 13:18:29 | 母のことなど
今月で104歳になる母が10日ほど入院している。足の傷口から入った細菌で炎症が起き、悪化したので。
届いた写メでは片足の甲の3分の2ぐらいが赤く腫れあがっていた。
まだ完治は先なので、入院生活が続く。
要介護2(認知症はないけれど、歩行は到底無理だし、寝返りもできない)。

家族も病院内には入れないから、オムツなどの必需品を届けるだけ、という。
受け入れている病院側は大変だろうな~、と思う。これまで介護施設や家族がやっていたことも看護師さんの仕事になるのだから。

きっと、コロナ患者さんも受け入れている病院だろうから、院内はさぞかしピリピリモードじゃないかしら。

昨日のBSプライムニュースで、介護施設でクラスターが発生して、入院している要介護の患者への対応にいから人手がかかっているかが話題に出ました。食事を口に入れて食べさせる。下の世話、身体の拭いたり、徘徊への注意、と普通の患者さんの何倍もの人手がいるということです。
コロナ患者さんだから、そのすべてを防護服着用で行わなくてはいけない、という。
神経も体力も消耗状態で、現場はベットの数があっても人手が足りなくて回らなくなっている、と。
ベット数の〇〇%が使用されている状況で医療崩壊が、、、、と耳にするけれど、ベット数よりも、手当ができるマンパワー不足状態が起き始めているらしい。

感染の危険がある職場はできたら避けたいのが本音でしょう。危険を押して尽力してくださっている方々には、対応する手当の支給どれほどなされているのか。

100歳までも生きる長寿社会が現実化してきました。
100歳まで身の回りのことを自分でできるケースは限られてきます。
当然に介護のお世話になる。
その仕組み(資金)についてですが、相続税の何割かを介護分野に割り当てる、というのはどうでしょう。
介護は介護保険で賄う、というのが筋なのですが、ここまで介護にコストがかかるのでは、赤字が常態化してしまうのではないですか。
介護保険料は40歳以上強制加入です。現役世代にこれ以上の介護保険料の負担を増やすのではなく、相続が発生したときの財産から算出されるのが相続税。亡くなった方の財産が基準です。その算出された金額の何割かを、亡くなった方と同世代か世代の近い高齢者の方々の介護コストに充てる、というのは、理にかなっている気がします。高齢者を担う負担を若い世代に回すだけでなく、同世代人同士の互助の仕組みになるのではないでしょうか。





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