日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

引き続き、公立高校の件

2006-10-30 13:31:27 | 社会問題
地方の進学に熱心な公立高校に、この問題が多いといいます。
熱心な先生の苦肉の策が謗りを受け、高校教育の本末転倒と言われれば、それまでだけれど、そもそも本末転倒しているのが、昨今の教育の現状ではありませんか。
テレビのコメンティターのどなたかが言っていましたが、文部科学省の人たち、行政府の人たちは、自分の子供や孫の学習環境として公立学校を選択しているのでしょうか。私もかねがね、アンケート調査などできたらいいなと、思っていたものの一人です。
教育内容を簡易にしたり、再変更したり、現場は右往左往していても、私立学校で教育を受けている生徒には、緩慢にしか影響はでないのでしょう。
公教育を管理する教育行政に携わる人は、当然としてというのは無理だとしても、率先して公立を選んでいます。という報告を聞きたいものです。
文部科学省の人が、自分の子供を私立進学校に通わせているというのが現実だとしたら、地方の公立高校の教育熱心な先生の勇み足をいまさらとやかく言える立場なのかな、と思います。
大学入試では、同じ試験を受けるのですから。
だから、世界史を学ばなくてもいいというわけではないのだけれど、今期のこの時期の高校3年生を捕まえて、「ホラ今年は世界史の補習を」なんていうのは、変です。大人気ないです。仮に、膨大な時間の補習と試験をして、単位を与えたとしたら、そうして「つじつまあわせをするのが大人社会」だと学習させるだけではないですか。

でも、そう考えそうなのが、現行の文部科学省、教育委員会なのでしょうか。
せめて、今年に始まったわけではないから、軟着陸的な判断をすべきだとは思います。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「赤信号 みんなで渡れば怖... | トップ | 土曜日の体験 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (glimi)
2006-10-31 14:17:18
 土曜日、気の弱い校長の中に必ず自殺する人が出るとエスペラントの会のときに話していました。案の定です。一人ではないのだから命を張ることはないでしょう。

 でも、岐阜の中学生の自殺の件。あの校長の保身しようとする態度はまさに醜態。
いじめを否定した会見の時の笑い顔を本人はどう思って観るのでしょうね。是非、じっくりと自分のかを観察して惜しいです。教育者なら人を観察することに長けているでしょう!
返信する
こちらにもコメントありがとう。 (街中の案山子)
2006-10-31 15:24:20
我が家の和ダンスの、小引き出しに、しまってあるものがあります。子供が登校できなくなった時、担任の先生が、即いじめがあるかどうか、クラス全員にアンケート調査してくださった無記名の回答用紙です。
ションボリと肩を落として、相談に出かけた教室で、先生は、人数分の用紙を私の目の前に出して、「いじめ、ありました」と、まず、仰ったこと思い出します。母親としては、娘が欠席している教室で、わが子がいじめの対称のアンケートが行なわれたかと思うと、顕在化したことが、マイナスにならないかと、ハッとしたものです。
でも、してしまった調査をなかったことにすることはできないから、その用紙をそっと持ち帰りました。本人にも見せていません。話題から、お隣の女の子と判る文面もあるのですが、中学生の微妙な人間関係から、SOSもできず、頭を悩ませた時期があった印です。
昨今、いじめはなかった、気付かなかったと主張なさる路線が大流行ですね。どうして改善できるか、そこが教師の力量なのに、ミスをとがめられることを、まず忌避する、そんな感じで、マスコミ報道も含めて、違和感を感じます。
返信する

コメントを投稿

社会問題」カテゴリの最新記事