日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

今の状況で何ができるのだろう。追記あり

2022-09-23 08:59:43 | 社会問題
ロシアのこと。
プーチン氏は21日に部分的に徴兵令を命じる書面に署名した。
モスクワをはじめとして多くの都市で「戦争反対」のデモが起きているという。ウクライナ侵攻の初期にも若者のデモがあったのだけれど当局に鎮圧された。またまた徴兵が現実問題となって、各都市で黙っていられない若者たちやその親世代が立ち上がっている。でも、警察官がこぞって検挙するという映像から、現実の厳しさがヒシヒシと伝わってくる。
部分的な徴兵令が出ると分かって、ロシアから海外へ飛び立つ飛行機の航空券は満席かつ価格も高騰しているという。
既に発給したビザも停止する国々も出ている中、ビザなしでも行ける国(アルメニア)にロシア人が殺到しているとか。
ロシアからの航空機の着陸を停止している近隣諸国へは鉄道という手段で出国を急ぐ人たちも。

ニュースは即座に世界中に伝わる。
こんなにもこの戦争を拒んでいる人たちがいても、戦争反対の声をあげられない、という現実をどうしたらいいのだろう。
多くの首脳陣・国連が知恵を絞っていても、この戦闘を止めることができないのが現実なのかと、その難しさを思う。

ロシア国内の人たちは、このことに
沈黙を守っている

戦争反対の意思表示をする

逃走する

の選択肢しかない、とYouTubeのニュースチャンネルで報じていた。

追記
戦争反対のデモで若者たちが次々と検挙されていく画像が流れる。
この検挙された若者には、その場で徴兵のための出頭命令書が手渡されるという報道にも接した。
戦争反対を訴えているのに戦地に送られる、というこの現実!!
「行きたくない」人から「行かせる」なんて、なんという巨大なイジメ。
第2時世界大戦のとき、前線で戦っている兵隊たちの半分しか銃器を持っていなかった。銃器を持たずに前線の一団にいた兵士は斃れた仲間の銃器を手にして進む、という実情だったという。前方から銃弾が飛んでくるのに手ぶらで向かっていかなくてはならず、尻込みすれば「敵前逃亡」として、即座に撃ち殺される運命。なんという戦場だったのか、と近代史として知ったことなのに、今、この時代にも、それと共通する臭いを感じます。自国民の命を大切にしない指導者を讃えなくてはならないなんて、キツイです。
こんな情報が即座に世界中に発信されるのは、かつてとの違いです。

モスクワ発海外行きの飛行機は価格高騰でかつ入手も困難らしいです。
イスラエルはロシアで暮らすユダヤ人をイスラエルに受け入れると発表し、自国の飛行機をロシアに向かわせるという情報も入ってきました。
なんとかして、無駄に命を失うことのないように、そう願います。



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