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日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

それは素敵なひと時でした。

2016-11-28 07:14:25 | 家族
もう何度も思い返しています。

土曜日に母の100歳祝いの会がありました。

予定していたのだから、当然その日がやってくるのですが、なんだか本当に実現するのだろうか、と不安がよぎったりすることもありました。

「100歳のお祝いをしようと思うのだけれど、○さんどう?」と、提案されたのが9月下旬。

それからセッティングもすべてお任せして、母の娘(ワタシ)側の孫、ひ孫たちは決められた時間に指定のホテルに集合という形でした。

二組のひ孫たちの思わぬ北陸新幹線体験です。5歳、3歳ふたり、1歳ふたり、というチビッコ盛りだくさんなのです。

5歳、3歳児たちも、さらに幼い時にあったきりで記憶にもあるかどうか、まぁ、初お目見え観たいものです。

そして、両方と一緒にいるところを目にするのが、ワタシ「初」なのです。

もちろん、ひ孫たちの北陸行きは人生初なのですから、100歳の母にとっても、「初」のご対面なのです。

こんなうれしいことってあるでしょうか。

母が100歳で元気であること。

私たちの孫、母にとってのひ孫を見てもらえること、それが一挙にかなうのです。

長寿の祝いはどこでも行われていることでしょう。その挙行する側になって初めてわいてくる思い、それを味わえる喜びのさなかにいます。

母が長生きしてこんな機会を作ってくれたのです。

こんな行事をしたらどうかと提案してくれた弟嫁さんの存在は奇特です。彼女とそんな関係を作っている母に教えられるところ多し、です。

数年前になりますが、「高齢者の集まりで10人の人がいたとしたら、いろんな人がいると思うけれど、迷惑をかける度合いの下のほうだと思うのだけれど、、、」というと、「そう、それはもちろん。お母さんは好かれるタイプだと思う」と元教員の弟嫁さんが返答したくれたこと、ありがたい限りでした。その同居している彼女の負担、ギクシャクが少しでも起きないように、それがワタシのすべき配慮。

弟夫婦の初孫1歳もしっかり加わって、会場はチビッコがアチコチ動き回ってにぎやか至極。

テーブルのご馳走もゆっくり味わうどころではなく(苦笑)、動き回る子供たちを目で追うのに忙しいひと時でした。