--群れなして朝寝の蒲公英露光る--
黄色い帽子をかぶった一年生が通る頃は、土手のたんぽぽも、競って花びらを広げるのでしょう。
早朝の今、まだ花びらを閉じてお休み中の如く、でした。
花粉症の人には、飛び越えて言って欲しい季節なのでしょうが、そうでない私には、枝垂桜の透けるようなピンクの花びらの色合いの妙に感動しています。
平安神宮でも、枝垂桜が見ごろとテレビが伝えています。
以下余談、・・・どれもこれも余談ばかりですが・・・
最近目に留まった短文の中の「西暦1000年の都では、34歳の清少納言が枕草子をせっせと書き、22歳の紫式部が源氏物語を書いていた」という、このフレーズが私を1000年前に誘う。
二人ともキャリアウーマン。
文筆は余暇に書き出していたのでしょうか。
きっと、清少納言が今生きていたら、ドンドン人を引き込むブログを書いていたでしょう。ああ、高級官僚だったから、あの坂東真理子さんの「女性の品格」の路線でしょうか。
源氏物語は外側の外側をぼんやり知っている程度で、勿論読んだといえる立場ではない。描かれている内容の色恋の話題のことを思うと22歳で紫式部は、随分おませな女性(女の子)、だとあらためて思う。
筆による描写力は天才振りを発揮しているのだろうけれど、やっぱり22年の年月で見たもの、理解した世界だろうし…、と思うのは、読めないものの僻みでしょうか。
文学の講義で、真剣に読み解いているのかもしれないけれど、高尚な今時で言えば、週刊誌が喜びそうな話題ではなかったでしょうか。(ウン十年前の学生時代も、実はそう思っていました。昨日のテレビニュースで、瀬戸内寂聴さんが、平安時代の文化を知りたいと思って、源氏物語の翻訳に取り組んだと説明しておられたけれど、瀬戸内さんタイプの女性という意味で、興味深かったということもあったのでしょう。一冊の本で平安文化…とは、なーんだか、と案山子の横槍を入れてテレビ画面をみていました。)
黄色い帽子をかぶった一年生が通る頃は、土手のたんぽぽも、競って花びらを広げるのでしょう。
早朝の今、まだ花びらを閉じてお休み中の如く、でした。
花粉症の人には、飛び越えて言って欲しい季節なのでしょうが、そうでない私には、枝垂桜の透けるようなピンクの花びらの色合いの妙に感動しています。
平安神宮でも、枝垂桜が見ごろとテレビが伝えています。
以下余談、・・・どれもこれも余談ばかりですが・・・
最近目に留まった短文の中の「西暦1000年の都では、34歳の清少納言が枕草子をせっせと書き、22歳の紫式部が源氏物語を書いていた」という、このフレーズが私を1000年前に誘う。
二人ともキャリアウーマン。
文筆は余暇に書き出していたのでしょうか。
きっと、清少納言が今生きていたら、ドンドン人を引き込むブログを書いていたでしょう。ああ、高級官僚だったから、あの坂東真理子さんの「女性の品格」の路線でしょうか。
源氏物語は外側の外側をぼんやり知っている程度で、勿論読んだといえる立場ではない。描かれている内容の色恋の話題のことを思うと22歳で紫式部は、随分おませな女性(女の子)、だとあらためて思う。
筆による描写力は天才振りを発揮しているのだろうけれど、やっぱり22年の年月で見たもの、理解した世界だろうし…、と思うのは、読めないものの僻みでしょうか。
文学の講義で、真剣に読み解いているのかもしれないけれど、高尚な今時で言えば、週刊誌が喜びそうな話題ではなかったでしょうか。(ウン十年前の学生時代も、実はそう思っていました。昨日のテレビニュースで、瀬戸内寂聴さんが、平安時代の文化を知りたいと思って、源氏物語の翻訳に取り組んだと説明しておられたけれど、瀬戸内さんタイプの女性という意味で、興味深かったということもあったのでしょう。一冊の本で平安文化…とは、なーんだか、と案山子の横槍を入れてテレビ画面をみていました。)