goo blog サービス終了のお知らせ 

日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

突然の電話を振り返り・・・。

2007-05-05 16:56:00 | その他
連休は特別のこともなく、のんびりとした時間をすごしている。
夜、めずらしいひとからの電話。
元気?
昨日、自転車に乗っていて交通事故に遭った。
え!
大丈夫?と咄嗟に聞く。
電話してきたのは本人だから、そう重症ではないハズ。
当直の日だったから、夜11時頃同僚と二人で、ちょっとお互いの自宅にひとっ走り、のはずが、救急車で自分の勤務している病院に戻ったという。
それまで、救急外来の患者さんを診ていたのに、自分が運ばれて、その同僚に治療してもらった・・・という。
アタマ、打った?大丈夫?
アタマがフロントガラスにぶつかって、ガラスが割れたという。

フロントガラスが割れるような事故、立派な交通事故じゃないの。
暗がりの街角を想像する。

それって、コンクリートにぶつかるより、衝撃が吸収されるから益しなのかしら…。
腕も傷ついたけれど、普段自分でしているような治療を同僚にしてもらった。
そのまま、その日は当直勤務したし、今日も仕事。

大丈夫?
遠距離電話ではじめて知った家族の事故。
聞くこと、口から出てくることはこれしかない。

翌日の携帯に、痛みも大分治まった、仕事は今日も一日忙しかった、とメール。
・・・。
病院に勤務しているのだから、なんかあれば治療を受けられる場所にいることだし・・・。
ま、いいか。

自宅で養生しているより、病院にいるほうが、いいのか。
…でも、一日二日ぐらい安静にしていたほうが、いいのではないだろうか。
息子より軽い症状の患者さんはちょっと今日明日の受診控えてくれないだろうか。
なんてバカみたいな考えを思い巡らしたりしている。

電話で聴いた声は、確かそんなに落ち込んでいる風でなかったから、だから大丈夫なのだろう、通話時間の何倍も、語った内容を思い巡らしてしまいます。