日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

パッケージ・包装の話

2007-04-12 13:18:22 | 私の雑感あれこれ
普段、私たちが当たり前に思っていることでも、面白い体験をしたので、書きます。

お土産の「飴」の話です。
赤や青、黄色のセロファンに包んだいくつかの飴の中から、一粒、二粒いただきました。
セロファンは子供のときに工作で使ったりしたアレです。

その飴は、テルテル坊主を作るときに詰め物をするようにしてセロファンでくるまれているのです。
四角く切ったセロファンに、出来上がった飴状のものを、適宜にスプーンでセロファンの真ん中部分において、四方をつまんで、ねじって、それでお仕舞い、そんな感じです。
・・・だからセロファンを開くときに、ねじったときのシワシワ部分にも飴がくっついているものだから、上手く開かない(笑い)。
はじめは神妙に上手くできるかなといじるのですが、そのうちセロファンが破れてしまい、丁寧にはがすのは諦めて、多少のセロファンは我慢して口の中に…、です。
形はスプーンで目分量をすくい取っただけのようで、日本のもののように四角くはありませんが、確かにキャラメル味です。

機械化の極みの中で出来上がってくる日本のキャラメルと対極の作り方なのでしょうね。
良く見るとテルテル坊主の大きさも、一つずつ微妙に違っていたりします。

以上はフィリピン土産の「飴」の話でした。
日本のパッケージの技術、すごいんだな、とつくづく思ったわけです。
今度キャラメルを食べるときは、きっと包み紙に敬意をいだきそうです(笑い)。
もちろん、一緒にテーブルに並んでいたドライフルーツのマンゴーは本場の風体でした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする