桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

伊東温泉滞在記

2014年03月09日 | 日記・エッセイ・コラム
<伊東温泉第一日>

3月3日(月)

今日から伊東温泉行き。
品川より踊り子で行く。
途中、降りる人もいるが、可成りの人は伊東より先へ向かう人が多い。河津桜かな?と思う。

約一ヶ月ぶりにホテルへ向かったが、自分の家みたいな気楽な感じだ。
『花の小父さん』がニックネーム化したいみたいで、その山田さんと久しぶりにお会いした。
わざわざ、奥から出ていらっしゃって、久しぶりの挨拶を交わす。
やはり、待っていて下さったのだ?と嬉しく思う。
何時もだったら、駐車の世話をして下さったのだが…

ロビーの中は雛祭り飾りで華やかだ。
中庭の池はすっかり掃除をされて注水中。
鯉達が片隅に避難しているのが、何となくユーモラスで、つい、鯉達の会話が浮かんで来る様な気がした。
「父ちゃん、どうして水がないの?あっちへいきたいのになぁ!」
等と、勝手な話を作り出した。フロントの女性が荷物を運びながら吹き出す。
早く、池一杯の水になると良いね!鯉クンたち。

美味しい御馳走、やはりお酒を飲もうかな?
二人で燗酒一本で十分過ぎる。
ところが、その一本が『あわびの踊り食い』に不適当だった。
情け無いが,なかなか、殻から身が離れない。
アワビが苦しむところをビデオ撮りした所為かな? 
無情な私は何回も撮ったから、尚、悪い。

温泉は『五右衛門風呂』







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<第二日ものんびり>

3月4日(火)

いよいよ、のんびりと過ごす温泉滞在が始まった。
この計画が二人の望みだったが、果たしてどうなる事か?

ホテルに送った宅急便の中には、滞在中に計画していた色々な物が入っているが、果たして結果は?

と、言うのは、二人共「ああ!疲れた!」の繰り返しだからだ。
歳をとると、こうも無精になるのか?それとも、体が言う事を利かないからだろうか?
兎に角、テレビの前でゴロゴロ。

掃除の時間にロビーで、山田さんとゆっくりお話が出来て良かった。今月のカレンダーをさし上げた。
何時も、私のブログを読んで下さるとか、ネットの良さを実感して嬉しい。
仕事の途中だったのに時間を割いていただいて、お邪魔したのかな?と思いながらも楽しかった。


一日中、部屋でゴロゴロ、これでは胃腸の方が大変だ。考えなくてはと思いながらも、ついつい…である。

今日は、絶対に葉書を書かなくてはと思いながら、ブラブラしてしまった。怠け者が!


ここへ来てからは、何も考えない事にしている。
いや、覚えておこうと思っても、直ぐ記憶は彼方へ去ってしまう。

小父さんの飾った白い椿が美しい。

今日の牛肉は美味しかったなぁ!私の大好物。
料理長さんは、何時も、料理を工夫して下さるので楽しみだ。

アワビで苦労したので、お酒は飲まない事にした。
何時も通りの『氷水』と『お茶』だ。















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第三日<鍋いろいろ>

3月5日(水)

雨が降っている。外へ出ないから、露天風呂で実感する。気持いいけど、寒いね!!

朝の内に、ホテルの真向かいにある郵便局へ、昨夜、やっと書き上げた葉書を投函に行った。
雨が降っているけれど、これ以上、怠けるわけにはいかないと、私にしては珍しい行為だ。


相変わらず、ホテルの中でブラブラ。いや、部屋でゴロゴロ。これが今度の望みだっけれど。
折角持参したiPhone用の膨大なマニュアルの一部。これだけでも重たい。
ホテル滞在中に、確りとマニュアルを制覇するつもりだった。
併し、それh無理。
第一、コンピューター用語に無知そのもので、しかも、文字が細かいときているので、やる気は直ぐに消滅した。


やはり、日常の生活とは違い『上げ膳据え膳』の生活は有難いし、朝風呂、昼風呂、時には夜の風呂と言った生活に加えて、食事時間を守る生活も入っている。

それを面倒だと言うのは『贅沢』そのものだが、日頃やらない『贅沢』程、きついものは無いのかも知れない。(これは3月8日の段階で…感じた事である)


明日は天気になるとか。しかし、冬並みの寒さが続くので体調に気を付けなければ等と殊勝な考えも浮かぶか?

今晩の鍋物は豆乳鍋だった。毎日、素材の変わった料理で楽しみだ。
豆乳は体に良いと姉に言われて、しっかり飲む。
ああ、おなか一杯!
贅沢な悩みであります。

















 

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* 春の香りはとても美味しかった。おかわりがしたいくらいだ。

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第四日<一週間早いバースデー>

3月?日(木)

今日で四日目。
いささか、胃がくたびれた。これは部屋でじっとしているからだ。
テレビも見る気はしない。みんな似た様なものばかりだ。

明日は帰るので、宅急便の箱の中を入れ替える。今回は、大体の持ち物を宅急便で送ったので楽だった。この手で行こう。

館内の彼方此方に心づくしの花がそれとなく飾られ、賄いの女性が作ったと言う手芸品が並べられていて、如何にも優しい雰囲気のあるホテルだ。
私達はお気に入りだから、最近はここへしか来ない。

フロントのKyさんと久し振りに話す。彼女は私のカレンダーをまとめていると見せてくれた。やり甲斐があると感じて嬉しい。


すっかり満水になった池では鯉たちが相変わらずのんびりと泳いでいた。
夜になると、この池の空間が素晴らしい景観を見せてくれる。この設計をした人のセンスの良さを感じる。
お客も家族連れが多くて、それも初老の夫婦や可愛い子供の声が聞こえて来るのんびりとしたホテルである。
今回は河津桜の見物客も多そうだった。


今夜は、最後の記念にと杏の果実酒にした。やはり酔ってしまった。ムカシの私は、随分強かったのになぁ!

鍋物は魚と野菜の鍋。更に、お椀は伊勢海老の味噌汁と大変。でも、私はどちらも制覇出来なかった。海老の汁はどうも…?ムカシから苦手なのだ。


「来週、こちらへ来るつもりだったけれど、家の都合で今回にしました。本当は、二人の誕生日が続いていたのだけど」と話していたら、急にバースデーケーキが出て来たのでびっくりした!
ロウソクを吹き消して、二人では食べ切れないからとレストランの人へお裾分けをする。


ケーキはおなかに入る場所が違うらしい。
デザートと一緒に部屋へ持ち帰って、美味しくいただいた。
レストランの皆さん、本当に有難うございました。










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 * 昼と夜の池風景

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伊東温泉<スーパー踊り子号は速い!>

3月7日(金)

四泊五日のゼイタクな?温泉旅行も、今日で終わり。
いささか、胃腸の方も疲れ気味だ。何時もの家庭料理とは違うし、品数も多いからだ。

このプランは、少しずつ、美味しいものを食べるようになっているが、やはり、一品分ぐらいが多くなる。
しかし、料理に気を配って、しかも、客の好みや苦手を知って用意してもらえるので、嬉しい。


最近は、このプランを選んでいるが、四日続きでは料理をする人も苦心するのではないかと思う。
本当に『ごちそうさん』と料理長に伝えたい。
アンケートにその気持ちだけを記入したいと思ったが、結局、忙しくて書けなかった。
フロントのKyさんに「よろしくお伝え下さい」と伝言する。


帰りも、タクシーを使おうと思ったが、姉が駅まで歩いて行こうと提案した。
最初のうちはタクシーが良いなと思った私も、やはり運動不足を補わなくてはと承諾する。


久し振りに商店街を通り抜けて行く。今日は晴れているので、少し寒いが、時々、店の前に置いているベンチで休みながら駅まで歩いた。
以前は毎日でも歩いたが、今回と先回はホテルの外へさえ出かけなかった。
だから、胃腸の調子が良くなかったのだと気が付く。いささか、遅い感あり。


『スーパー踊り子号』は11時05分に伊東駅を出発した。行きの『踊り子号』と違って、車内が明るく座席もゆったりとしているし、設備も良い。
その代わり運賃は高いし、停車駅も少なく、品川駅では停まってくれない。

しかし、自動車運転の必要が無いし、海岸線や山の景色も良く見られて、クルマで、あんな所を走っていたのだなと感心しながらゆったりと眺めていられる。

これからは、電車にしようと思った。しかし、季節によっては、出発日間近では切符の入手は大変だから、早目に計画をする必要がある。



快適な電車の旅も終わった。また、駅のスーパーで買い物をして帰宅する。何時もより荷物がないから、楽だった。


さあ、これから五日分のブログを書かなければならない。
今回はパソコン持参はしなかったから、今は、記憶に頼るのみ。
果たして、どれだけ覚えているかが問題だ。
ちょっと、キツイなぁ!
久し振りにMacを開いて見ると、カレンダーについてのメールとコメントが来ていた。
今回は返事の猶予をお願いすることにしたが、無事、カレンダーが届いているので一安心する。


結局、疲れているので、寝てしまった。

寒いのに、桃の花が開き始めている。間に合って良かった。



















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