さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

北海道洞爺湖サミット記念館

2022年04月24日 | 北海道シリーズ


洞爺湖2日目の朝を迎えました。いやあ素晴らしい眺めです。


ちょっと時間が経つと、湖面は逆さ羊蹄山を映しました。手前は船が通ったあとの
さざ波。刻一刻と姿を変えるので、こんな窓のあるところに住めたらいいなあー。


このホテルには温室があります。温泉の出るところによくありますよね。


このときは残念ながらあまり咲いてはいませんでしたが^^;


バスステーションの施設には、「北海道洞爺湖サミット記念館」があります。バスの
出る少し前に来て、それを覗いてみました。


開催されたのは2008年。福田康夫だったかー。すでにだいぶ昔の気がするが、ドイツは
メルケルさんじゃないか。んで米国はブッシュJr。こいつがイラクに「大量破壊兵器が
ある」と言いがかりをつけて、世界中から批判された『イラクの自由作戦』を始めた
のがその5年前。それに日本は支援をしたが、米国はいまのロシアみたいに世界中から
総スカンくらうこともなかった。この温度差ってどうよ?・・・とプーチンは思って
いることだろう。それがいまのロシアを正当化することには全くもってならんが。


サミットがあると、必ず反対運動が起こります。そりゃそうでしょ。強国、金持ちの
国が集まって、そこでどうするか(そいつらがどううまくやるか)を決めちゃうんだから。


使われたテーブル。何やら北海道の木材を使って、立派なのを準備したとか。


世界中の要人が集まるので、警備だけでも70~80億円かかったそうです。いやはやw


いま話題のロシアはメドヴェージェフ大統領。ほぼ記憶にない。まあそういう時代を
経て、プーチンは「ロシアを取り戻す!」とか言ってるのだろう。やめろよ


各国首脳の滞在時には、食材豊かな北海道の恵みが出されたそうです。ファースト
レディー、すなわち奥さんたちのお茶会なんぞもあったとか。しかし女性が国の
代表だった場合、その旦那さんたちはどうしてたんだろう?マダムたちのお茶会に
参加したのか?女性たちの写真はあったが、そこに男は写ってなかったぞ。


すごい人数の一流のシェフたちが集まったそうです。


バスを待っているときに、ふと見たら山の上にあったぞウィンザーホテル!
あそこに客人たちが泊ったんだ。


アップに^^ そういえば赤字になって破産したり、徹底的に節約した運営にしたら
客が来なくなり、また戻してみたりと迷走が続いたようで。高級レストランがいくつも
入っているので、お値段は高いようです。ひとり旅には全く縁がありませんー。
こういうところが似合う素敵な女性と一緒に行ったらいいだろな~~~w


洞爺駅に、こんなのがありました。持ってっていいと書いてあるので、ドリアン助川の
本を発見してありがたく頂きました。Kindleに入れておいた西村賢太の『苦役列車』と
池澤夏樹の『ヤー・チャイカ』はさっさと読み終わってしまったのでありがたい。

なかなかせつなく味わいのある小説でした。彼の『線量計と奥の細道』は、原発事故の
放射能を測りながら奥の細道を自転車で辿るという、私がとても親近感を感じる
体験レポで読み応え十分でしたが、新宿ゴールデン街を舞台にしたこの『新宿の猫』も
実に私向けの小説でした。読み終わって最後のページを見たら、昨年末に出たばかり!
タダ読みでスミマセンw



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