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さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

伊那2日目の夜 1軒目

2020年10月01日 | 関東甲信越


さて今宵も伊那の酒は「動物通り」から。廃墟となって久しいステーションホテルの
前を通っていく。肝試しに入ってみたいな~^^;


お~、夜に電車が通って行くのも味わいがあるのう。


前回ここに入ったな。


動物通りは人が歩いちゃいないが、きりんに入るといつものメンバーがワラワラいたぞ。


台風の進路予想をテレビで映していた。昨夜、「もうちょっと左に行きゃあ韓国に
直撃なんだがなあ」などという声が上がる。この日には少し変わって朝鮮半島を縦断する
コースになってきたので「いいぞ。神風だ!」などというジーサンもいるw

おそらくは韓国でも、「もうちっとあっちに行って日本に直撃すればなあ」なんて
言ってることだろう(^益^)w

お隣同士はライバルであり、また嫌い合うことが多いもの。私の子供の頃は、川向こう
(隅田川を渡った墨田区)がライバル。もっと向こうの地域はもう圏外で意識にない。

私が住んでいた英国のニューカッスルは、隣町のサンダーランドがライバルでした。
特にサッカー関係では暴力沙汰になるほどです。サンダーランドは、自分たちのチームが
負けてもいいからニューカッスルだけには勝ってほしくないと言っていました。
(面白いことに、これだけ嫌いな隣町チームの選手が英国代表になってよその国と
闘うと、それは応援するのですw)

日本とフランスが試合をしているとき、英国人は日本チームをすごく応援していました。
別に日本が好きなわけでは全然ありません。とにかくフランスに負けてほしいのです。

というわけで、隣国の不幸を願うのは普通にあることで、これを「仲良くやろう」なんて
のは不自然。中学生の娘がいるお母さん、他県の知らない女の子が優秀だろうがどうでも
いいことですが、お隣に住む同級生の娘さんが優秀だったらくやしいですよねー。
んでそのコが一流校の受験に失敗したら、「ムフ♪」ってなっちゃうよね~^^;

*ただし、国政にはこういう心理を持ち出すのはよしましょうよ。ケツの穴が小さすぎる。
というわけで、一般市民も酒場でおバカな話をするのはいいけれど、選挙んときはちと
考えないとねェ。


きりんの終わりは早い。8時頃になるとみんな帰っていきます。この店では、常連さん
たちの何人かは、ツケなので払わずにそのまま帰ります。それも挨拶もせずに、突然
スイっと出て行きます。ちょっと呆気にとられましたが、まるで家族が他の部屋に
行く感じなのかもしれません。いちいち声をかけるほどではないほどの関係なのかな。

というわけで、いつしかマスターとふたりになり、マスターはカウンターの横に座って
昔話を始める。俺も客のなかでも「なじみのやつ」くらいになったのかな^^

若い頃に東京に出て、銀座のバーで働いている時代があったとか。それで最近シェイカーを
買って、それを嬉しそうにいじっているのです。波乱万丈の人生で、羽振りの良い時代も
あったとか。「あの頃、少しだけでも貯金しておけばなあ~」と後悔の言葉^^;
「とっておくことは考えなかったの?」と聞くと、「儲かっているときは、もうずっと
このまま儲かるだろうと思っちゃってたんだよぉ」と苦笑い。楽しく散財するのも
満喫したんだよね(^益^)w



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