肥薩オレンジ鉄道に乗って川内駅に到着です。ここからバスに乗って、海岸線にある
川内原子力発電所展示館に行ってみます。2時間に1本の不便なバスに乗るより、
手前の駅で降りて歩こうかと思いましたが、また片道5㎞。天気も悪いしねェ。
というわけで、ローカルバスに乗って原発へと向かいました。遠くに見えるは川内河口
大橋。あの先に展示館はあるのです。バスの乗客は2~3人。みな途中で降りて、
原発エリアまで行く人は俺ひとりでした。
気持ちはわかりますけどね~。この地球の環境、そして後世のあらゆる生き物たちへの配慮
よりも、目先の「金の成る木」に飛びつく人々、そして無関心だったり健忘症だったり
する人々とは、否応なしに一緒にいなけりゃならないんだからなあ~。
おお、上には高圧電圧送電線かー。山の上に見えるは風力発電のブレード。なぜか
伊方原発のある佐田岬半島にも沢山並んでいたなあ。何か意図があるのかな?
おお、鉄条網やら監視カメラやら。たしかに厳重な警備はいるよなあ?
この監視カメラ、左右を向いているのが10mおきくらいにあります。すごい数ですね。
原発の出入り口にはひっきりなしに車両の出入りがありました。そして複数の警備員が
チェックしておりました。
さすがにものものしいな。危ない奴らが襲ってきたら大変なことになるものな。
しかし、もしテロリスト・グループみたいなのが10人くらいで「原発を占拠!」なんて
やってきたらどうするんだろう?中には屈強な警備部隊が沢山常駐しているのかしら?
そんなの日本中に沢山ある全部の原発にずっといるわけないか?そしたら、もし何か
襲われたりしたら、そんときに電話で110番するとか?こんな町からずっと遠い所に?
ま、「あらゆる事態に備えて絶対安全」という言葉を信じよう^^;
あんな山の中に、原発展示館はあります。建てるのにどれだけかかったのでしょうねー。
維持費も大変でしょう~。ま、潤沢な「電気代上乗せ」という財源がありますからね^^;
入館料はタダです。想像つくと思いますが、こんなに不便なところ、来る人はほとんど
いないと思います。入り口では初老の係員が迎えてくれて、にこやかにパンフレットを
くれました。
入ってすぐの展望室からは、原発がよく見えます。
こんなふうに説明のパネルがありました。
模型によるレイアウトも展示されていましたが、それは「撮影禁止」と書いてありました。
テロリストなんかがよからぬ企みに使ったりしないように、ということでしょう。
配慮がされていますねー。な~んかとってもおめでたい気がしたのですが^^;
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