さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

泊村に行く

2024年05月01日 | 北海道シリーズ


泊村の港に到着しました。この先に泊原発があるのですが、山の向こうにあって
建物を見ることはできません。


景色はきれいだが、昼飯の時間となったので集落のほうに行ってみよう。


泊村に入ってきました。家並もきれいだし、道路もこの通り。人は全然見ない。
人口は1500人を下回っています。何百人も収容できそうな中学校の建物を通過
しましたが、生徒さんはいったい何人いるのかしら?


隅から隅まであっという間。店がない! グーグルマップにも飲食店が出ません
でしたが、ほんとに何もない。どーすんのよコレw

調べると街はずれの国道沿いにセイコーマートが一軒あるではないか。そこに行く
しかない。車で連れて行ってくれた人にお昼を御馳走するつもりだったのに、
コンビニかーw


セイコーマートにはホットシェフというコーナーがあり、500円かつ丼があります。
運転手さんはおにぎり1個でしたw すぐ近くに「とまりカブトラインパーク」
という公園があったので、入ってみました。車じゃなかったら来られないぞ。


広いパークゴルフが整備されています。ゴールデンウィークだというのに、こんな
立派な公園なのに、人が全然いません。管理棟があったので、テーブルを使わせて
もらおうかと入ってみました。入口には管理人のおじーさんがひとり。ご挨拶をして
使わせて頂きました。

しばらくすると、そのおじーさんが少々震える手で紙コップにコーヒーを持ってきて
くれました。そしておしゃべりが始まった。きっと1日に誰も来ない日もあったり
するのでしょうから、来訪者と話をするのが嬉しそう。こちらも地元の人と話が
出来るのは楽しいものです。

最後に泊の話をしていれば避けては通れない原発の話題が出ました。おじーさんは
「村の会合で、東電の人に原発なんかいらないよって、酔っぱらって笑いながら言ったん
だよ」と言いました。総人口が1400人あまりの村ですから、誰が賛成で反対かなんて
みんなわかっちゃうのでしょう。そして人々が二分されてしまう。人間関係がぎすぎす
してしまう。笑い話でも、辛い本音が垣間見られた瞬間でした。


この村で見物すべきは鰊御殿。なにやらきれいだなー。新しく改装されたようです。


こちらは川村家番屋。ううむ、これだけきれいだと味わいがないなあ^^;


横には武井邸客殿、その裏には蔵もあります。これから全部見るぞ。


まずは番屋の親方の居間。立派な広い畳敷き。梁のすごいこと。貴重な木材が
惜しみなく使われているとか。写っていませんが、右に大きなテレビがあって、
説明の映像を見られました。


反対側には板の間の漁夫だまり。ここで雑魚寝していたと。囲炉裏に座っているのは
大船頭なんだって。次回に続きます。



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