さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

旭川 初日の夜からはしご酒

2021年04月04日 | 北海道シリーズ


ホテルの大浴場にのんびり入って、夜の出動タイム。旭川の繁華街はわりとデカい。


そのはずれにある有名店、「三四郎」に行ってみた。


北海道名物の「ニシン漬け」は、ニシンが一切れ。キャベツとカブばかりなのだ。
しょっぱくて酒の肴にぴったりの「切り込み」か、会津の「山椒漬け」のほうが好きだな。


この店は、割烹着姿の女将さんが切り盛りしています。年配の常連さんらも女将さんに
会いにくる感じ。大将(旦那さん?)は、焼き物を頑張っています。目の前のシイタケが
立派だったので、それを注文。


これがまた肉厚ですごくジューシー。あぶるとこんなに水分が出てくるのか。


さて酒に突入。当然地酒だ。「風のささやき」? 喜多方で飲んだのは「風が吹く」
だったか。「旭神威」に行くのはその次にしよう。


なぬ! お猪口じゃねーかっ。んじゃ小さなグラスで飲んだら値段が倍。小さい徳利
1合で飲んだら4倍かよっ。それは高いでしょう~~~~。袋搾りじゃないんだぞ。
酒のアテに「ニシンの切り込み」と頼んだら、梅干しくらいだよ!
というわけで、「旭神威」はやめておいた。1合だと5000円くらいじゃねーかー。
(ちなみに翌日酒蔵に行き、一本買ったのであった)


いまいちだったなあ、と思いつつ2軒目を探す。


「黒猫」とか「あけみ」というベタな名前に誘われる。しかし当たり外れが大きいぞ。


さて私はどこに入るでしょう?


オーセンティックなバー、「ムーンライト」にしたのでした。ハードボイルド^^;


一杯目はカクテルを頼んでシェイカーを振ってもらいましょう。後ろにいくつもの
トロフィーが飾ってある。おそらくはコンテストでなんども受賞しているバーテンダー。
聞いたらそれは先代だそうです。立派な店なんだな。


最初から最後まで俺だけ。コロナで9割客足が減って、全然ダメだそうですw


これも地酒と言えるか、「余市」にしました。


ウィスキー談義になり、私は長い間シングルモルトやシングルカスクに魅かれていたが、
(だってそこのその味!ってはっきりするから)最近はブレンダーの好みや技量が問われる
ブレンデッドを飲むようになったという話をしたら、「これを飲んでみろ」と出されたのが
コレ。その名の通り、「王室御用達」のウィスキー。

さすがにまろやかで、上品。上品すぎるほど?きちんとしたバーで、きちんとした格好で
飲まなければいけないような気品がありました。あとで知ったのですが、これは英国でも
限られた場所でしか飲めないレアもので、なんとそこ以外では日本にしか入ってこないとか。


こうなるとアイラのきっちり個性のあるスモーキーなシングルモルト、ラガヴーリン。
他に人もいないし、どうぞというので一服にもぴったりだ。初日の夜からゴキゲンだぜ。



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