さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

旧ロシア領事館

2023年03月13日 | 北海道シリーズ


新聞で旧ロシア領事館改修の記事を読んだので、行ってみることにしました。
函館山の麓にある、旧公会堂のすぐ横の旧英国領事館はオサレなカフェときれいな庭で
人気の観光スポットですが、ロシアのほうはもっと奥にあってそれほど人は来ません。


こちら港を見渡せる少し高いところでは立派なお屋敷がズラリ。景色もいいし
最高の立地。


いま、部屋で毎日映画を観ていますが函館滞在なので、この街を舞台にした映画を
順番に観ています。そのなかで『PとJK』は、26歳の警察官が女子高生と恋をし、
職業柄つき合うのも難しいので、ケコーンしてしまうという少女漫画を原作とした
メルヘンちっくな話です。むかし「幼な妻」ってのがあったねェw

そして新婚生活を送る新居が、このエリアの港を見渡すすんごいお屋敷!20代の
公務員が、あるわけねーだろー! ま、女子高生なんかが亀梨みたいなイケメンに
ケコーンしてくれって言われて夢みたいな一軒家に住むという絵柄に憧れるのが
重要なのでしょう。あんなふうにカッコよければ、女子高生の土屋太鳳ちゃんと
夫婦になれるのか?


さてだいぶ西にやってきました。港の外がもうすぐ。北を見れば、あちらは港。


前の画像と同じ場所で撮影しています。90度左を向いて、こちらは西の港の外方面。


少し坂を登れば、見えてきました旧ロシア領事館。 足場が組まれているぞ?


むむ!工事中!!! 掲示を見ると、今年改修工事が始まって、これから1年間
かかる予定なんだとか。新聞記事で見たのは「工事が始まった」という内容だったかw

いま図書館で『ゴールデンカムイ』をイッキ読みしていますが、ここが出てくる
場面があり、ファンの聖地巡礼の場所にならないかと狙ってるそうだとか。


詳しい説明は、画像をクリックして大きくしてお読みください^^;


レンガ造りの洋館ですが、玄関に唐破風を用いて日本風も取り入れています。
チラリとしか見えませんがw


函館の景色は青が素敵です。函館ロケの映画シリーズで、『函館珈琲』という作品では、
写真家がこの青に魅せられて写真を撮るという場面が出てきます。ここを少し降りた
ところにカフェが出来るという話でしたよ。


恋愛もヤマもオチも特にない、迷える若者たちが自分の居場所を探すという
ヒューマンドラマっつ~の?


借りている部屋の隣がカフェで、横の窓からテイク・アウェイが出来るのが気に
なっていて、試してみました。呼び鈴を押すと、中の店員さんが出てきて注文する
というシステム。函館は美女率がとても高いので、こういうところに出てくる人は
95%くらいの確率できれいな人だろうな、と期待していた通りの美女!

中で「いらっしゃいませー!」と言いながら窓を開けようとするが、これがなかなか
空かない。むむ、む? 俺も外からお手伝い。一緒に頑張る。「二人の初めての
共同作業です♪」ときたもんだ。やっと開いて美しいお嬢さんが「ご注文は?」と
言いながら、笑顔になると同時にこちらも笑ってしまう。このシンクロは、もしや
恋のはじまりなのか?


少々待って、出来たのを持ってきたのは男の従業員でした。。。

「キモイおっさんヤだから、◎×君、行ってくれる?」なんてなってなかった
だろうなあー!!! ( ゚Д゚)・・・