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高付加価値なお酒って?

2024-05-23 11:01:20 | 附属酒類経済研究所
                          
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一昨日、昨日とネタにしたDBJ(日本政策投資銀行)の焼酎に関するレポート。
せっかく原典のレポートを見たので、今日もそのネタで。

このレポート、ところどころに「高付加価値」という言葉が出てきます。

「高付加価値化」というのは酒類業界(いや、他も含め)全体に通ずるところで、ウチでも「NBビールではなく付加価値の高い酒類を提案!!」と号令がかかっています。

その意味で参考になるのかな?と見ているとこういうグラフが。





「高付加価値な焼酎、日本酒、ワインを日頃飲む/購入する人に対し、選定にあたり重視する点」という問い
回答は、「原料等の違いによる味・風味」「飲み方」「ブランド・希少性・季節性」などが挙げられています。


なるほどね。そう言われてみればそうですね。
で、さらに高付加価値関連では、ダイレクトに「購入場所」も聞いています。





日頃、高付加価値な焼酎を飲む人の購入場所は、スーパー(69.1%)、酒屋(50.2%)、ドラッグストア
(27.2%)の順となっている。


オンラインはさておき、百貨店の比率が思いの外低いですね。というか、ドラッグストアで高付加価値なお酒?

「そもそも高付加価値ってどういう意味なの?」と思って読み返すと、失礼しました、冒頭に書いてありました。

※本アンケートでの「高価格」の定義
焼酎 : 1,500円以上(720ml/900ml)
日本酒・ワイン: 2,000円以上 (720ml/ 750ml)



このラインがこのレポートでいう高付加価値(上記の記載では「高価格」となっている)ですか。
言われてみれば、ウチの倉庫を見ても1,500円以上の焼酎はそんなに無いかもですが、日本酒は純米大吟醸だと2,000円は超えるし、昨今は純米吟醸でも2,000円台になるものもありますよ(一方で1,000円ちょいの大吟醸もあったりするけど)。
ワインは円高もあり、すぐに2,000円超えするし。

これなら百貨店や専門酒店でなくともスーパーやドラッグストアで買えますよ。

で、我々はここから何を学ぶか、ですね。



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