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クレジットカード会社からくる広報誌にワインの定期購入のお誘いチラシが同封されていました。
こういうチラシ自体はよく入ってくるのですが、キャッチコピーに目を惹かれました。
日本未入荷カルト級
カリフォルニアワイン12ヶ月コース
「カルト級」という言葉があるんですね。
世代的にはその昔「カルトQ」というクイズ番組があったのを思い出しますね。
うじきつよしの司会で、「東急ハンズ」とか「デパート」とか「デヴィッド・リンチ」とか、狭い分野に特化した深夜のクイズ番組で、身内がエントリーしてたりした。
まあ「カルトQ」はさておき、「カルト」と言うと、今(というか何十年も前から)世間を騒がしている統一教会は「カルト教団」と呼ばれていますね。
カルト=狂信的な集団、という意味合いでしょうか。
そうすると、「カルト級ワイン」は「狂信的・熱狂的な信者がいるようなワイン」となるのかな。
そう思ってチラシを見ていたら、後段にその説明がありました。
著名評論家から高く評価され、入手困難な高品質・高級ワインには熱狂的なファンがつき、これらのワインは「崇拝」を意味するCULTから「カルトワイン」と呼ばれるようになりました。
なるほど、その通りのようですね。
実際には?と「カルトワイン」でググってみると、エノテカのサイトでも普通に使われているなど、ワイン通には一般的な言葉のようにも見えます。
その中でも評論家から非常に高い評価を受け、少量生産かつハイクオリティなどの条件にあてはまるワインは「カルトワイン」と呼ばれ、世界中で争奪戦になっています。
上のエノテカの例では、カリフォルニアワインが該当するようですが、転じてイタリアのサッシカイアやスペインのピングスのような突如現れた高価・人気ワインのことも指すようです。
ピングス。
スーパーのイオンのサイトで税抜148,000円と言うのは強烈ですね。
10万円!はさておき、エノテカのサイトでは1万円台のもありますし、冒頭のカルト級ワインコースは一ヶ月(一回)2本で12,000円(1本6,000円)だし、(自分は買わないけど)そんな凄いものが飲めるなら、と言う人もいるでしょう。
ただ、カルト「級」というのがちょっと気になりますけど。
「日本最大」と「日本最大級」は違うし、、、
まあ、時代的にはこうした「カルト●●」で需要喚起をしよう動きは増えそうですね。
あーあ。
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