牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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サントリー角瓶。流石に4,000円は高いです!

2024-08-22 12:29:32 | 附属酒類経済研究所
                          
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ウチ、ウイスキーもやってます。

とは言っても量を売っているわけではないので、「山崎」とかの人気商品は割り当てで、しかも「ウチって問屋?それとも街の酒屋さん?」というくらい入荷量は極小

入らないから売れない、売れないので入らない、という縮小均衡に陥っているのですが、そんな中、(昔はいくらでもあった)角瓶も引き合いがあってもその量を出せない状況なのに、見積もりを出させて頂いたお客様からは価格についての相談も

要は「高いんじゃあない?」ということなのですが、人気なのにどこかで値崩れ?とも思って、家電など中心の価格サイトで推移を見てみたら、こんなグラフでした。





実はお酒の値段をこのサイトで見たのは初めてなのですが、色々と面白いですね。

まず、現時点での最低価格は1695円で、これは送料は別途(確か879円とか)。この最低価格が貼りつき気味なのは、やはり総量では「どこかに(旧価格での?)」在庫があるということなのでしょうか。

また、現時点での最高価格は2,530円。上記最低価格とは差がありますが、こちらは送料無料で出しているようなので、実質的にはほとんど同じ。
システムの都合上、送料の有無は区別できないようなのですが、これから推測するに、現状では皆が同じくらいの価格で競っていることに。これも上記の「総量はあるよ」という仮説と矛盾しない。

一方、価格の推移を見ると、最低価格はさておき、平均価格が時折4,000円とかに急騰しています。
最低価格の3倍とかに相当し、あまりにも高いし、そもそも最低価格は安定的に推移しているので、需給関係に基づく騰落だとは考えにくい

そこで無理無理考てみると、「ケース売り」の影響かな?
実際、インターネットを見ると、角瓶の場合はケース売りも結構出ている。
その中で、例えば入り数である12本入りなどは、20,000円とかで売っています。
仮にこのサイトで12本ケース売りも同じ商品と機械的に判断しているとすると、20,000円のケース売りがたまに出品され、それが単品売りと混同して平均されると、その分、平均値が上昇することになります。

そう考えると、この変動自体は市場とは無関係のものになりますが、検証のためには日々のぞいて見てそういうケースがあるのかどうか。

気付いたらのぞいてみましょうっと。





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