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昨日、業界の方々にお目にかかった際、先般行われた飲酒に関するガイドラインのパブコメ(パブリックコメント)について話題になりました。
パブコメ期間は早々と終了たので、結果が公表されているかな?とも思いパブコメサイトを見たところ残念ながらまだ出ていませんでした。
そんな中、お酒に関する案件をざっと見すると、「酒類の地理的表示として○○を指定する件(案)」に対する意見募集の結果について、という、いわゆるGIに関するものが多くありますね。
ただ、それぞれの結果を見てみると、提出意見数って思いのほか少ないんですね。
整理してみると
静岡(清酒):4件
岩手(清酒):4件
信濃大町(清酒):7件
滋賀(清酒):3件
新潟(清酒):3件
長野(ぶどう酒):1件
大阪:4件
、、、、、、、
広く日本国(国民数でいうと1.3億くらい)に問いかけているのに、意見が数件というのはかなり少ない気もしますね。
その上で、例えば静岡の4件はどんなものかというと、
・沼津 浜松間は約130km静岡県全体を対象とするのは広すぎると思料する。もう少し地域を絞り込める名称に変えるべきではないか?
・賛同します。残念ながら、別の案件で、静岡県そのもの、そして静岡県の命をはぐくみ、命をつなぐ水を軽視し、暴力的、差別的な言論をもって静岡県や県民、そして川や水の尊厳を踏みにじるような言論が~(以下略)
・とてもいいと思います。このような制度があるとは知りませんでした。特に、花の舞酒造さん、千寿酒造さん、大村屋酒造さんのお酒は抜群だと思います。
・静岡の酒って不味いだろ静岡って書いてある酒なんて飲まねーよ
となっています。
具体的な意見は最初のものだけで、それ以外は呟きみたいなものになっています。
これじゃあパブコメの意義は?とも思って、お酒以外のものを見ても、コメントが1件とか数件とかのものがほとんどです。
ご担当の方も「あまり意見は言われたくないよなぁ」と思いつつ。ここまで少ないとちょっと寂しいのかなとも思ったり。
ところが、ごくまれに数百件、数千件の意見が集まっているものもあるんですね。2024年になってから結果が公示された200数十件をざっと見すると、
家族法制の見直しに関する中間試案に関する意見募集:8445件
日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律施行規則案、認定日本語教育機関認定基準案及び告示案に関するパブリックコメント:730件
うーん。
こうなると全部読むだけでも大変だし、「炎上?」とも言いたくなりますね。
聞くに、事柄によっては業界団体やNPOなどの「組織票」というものもあるようです。
議論百出でまとめるのが気が遠くなりそう。
一体どうまとめるんだろう。人様のことですけど、心配になっちゃいますね。
さてさて、飲酒のガイドラインのパブコメはどんな感じになるのでしょうか。
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