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ノンアルコール飲料はアルコールの消費を減らす、という研究結果が筑波大の研究グループから発表されたと聞きました。
一般的には、ノンアルコールビールを飲む、ということは、従前のビールがそれに代わるので、ビールの消費は減る、というのが当たり前の結論だと思うのですが、それでは研究にならないし。
あるいは、もう一つの仮説として、車の運転とかを行う場合に飲む場合もあって、その場合は元々飲んではいけないので減らないけど、そういう事例は少ない、ということなのでしょうか。
わかるような、わからないような話なので原典を探してみてみたら、2023年10月と2024年1月の2報に分けて出ていました。

第1報

第2報
「ノンアルコール飲料の提供がアルコールの消費量に与える影響」というタイトルの論文で、第1報が総論、第2報が男女の違いについて論じたもの。
ノンアルコール飲料を提供するグループとそうでないグループに分けてアルコール消費を調べたというもので、第1報での結論を端的に示すのが下のグラフ(の左側)。
アルコール消費の減少傾向なのですが、下はノンアルコール飲料を提供したグループ、上はそうでないグループで、下のグループは明らかに減少(下にシフト)しています。

ここから冒頭に掲げたような、ノンアルコール飲料はアルコールの消費を減らす、という結論が得られているのですが、実際に論文を読んでみて気になったのは、「ノンアルコール飲料の提供」が無料で行われているということ。
(アルコールは各自が自前で用意)
要は、タダでもらったので、飲んでみようかなぁ、という行動が出ているのでは。
恐縮ですが、詰めの甘い実験のようにも思えます。
そう見ると、同じ実験でも、第一報のタイトルでは単なる「ノンアルコール飲料の提供」なのに対し、第二報では「無料のノンアルコール飲料の提供」と、無料で提供したことが明示されている。
邪推すると、最初の論文で「無料で渡せばねぇ」という指摘があって、それを明示するようにしたのかもしれません。
科学としてはイマイチ。
だけど、考えようによっては、「行政がタダで配ればアルコールの消費量を減らせるヨ」ということなのかな。
例えば週にノンアルコールビールを1本配ると一年間で50本くらい。1本150円として7500円です。
飲む人口が数千万人とすると、そのコストは数千億の前半。
自衛隊が購入したオスプレイが一台200億円とかいうので、10数台分ですが、それと公衆衛生の天秤、というわけでしょうか。
うーん、よくわからん。
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