牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

蔵元さんとしては残っていないようですが、立派な絵は残っています。日曜美術館「木村蒹葭堂」

2022-05-29 15:57:17 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                          
<href="http://sake-masumoto.co.jp/">

                           【公式HPはこちら↑】




一応、お酒ネタとも言えるので触れておきましょう。


今朝のNHKのEテレ「日曜美術館」は「ユニークな肖像画が語る異色の人物たち」というテーマ。

しかめっ面をした徳川家康とかぼさぼさ頭に無精ひげの一休さんとか、ちょっと「変わった」肖像画が色々と紹介されていました。

で、お酒ネタというのはこちらのお方の肖像画。




谷文晁「木村蒹葭堂像」

この木村蒹葭堂、大坂の町人なのですが、wikipediaによれば、

「浪速の知の巨人」と称され評価が高いが、事実・本草学・文学・物産学に通じ、黄檗禅に精通し、出版に携わり、オランダ語を得意とし、ラテン語を解し、書画・煎茶・篆刻を嗜むなど極めて博学多才の人であった。また書画・骨董・書籍・地図・鉱物標本・動植物標本・器物などの大コレクターとして、、


となかなかのお人らしい。

で、お酒ネタというのは、木村蒹葭堂の本業?は大坂北堀江瓶橋北詰の造り酒屋などを営んでいたそうです。

今でもあるのかな?などと調べたのですが、どうも晩年、密告により醸造石高の超過を咎められ、罰せられたようです。
昔からお上の酒造の統制というのは厳しかったのですね。

さてさて、上に掲げた木村蒹葭堂の絵ですが、「ユニーク」とされているのは、大笑いしているようにも見えることから。

大笑いしているかどうかはさておき、この絵は谷文晁が木村蒹葭堂を訪ね、一日話し込んだ際のスケッチをもとに描かれたもので、楽しそうに話している様子がうかがわれます。
楽しそうであると共に、品格もありますよ。

没後に家族から請われて書かれた絵ということですが、こんな感じの肖像画、ちょっとイイですね。
自分のも誰か描いてくれないかなぁ。




★★お酒に関する諸事万端のご相談を承っております(商品企画/情報提供/寄稿等)★★

★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする