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この前JRに乗った際に知ったのですが、先週から東京駅のステーションギャラリーで「もうひとつの江戸絵画 大津絵」というのをやっているようです。
大津に行った際に絵はがきとしおりを買ってきた覚えがありますが、どんな感じの展覧会なのでしょうか。
ギャラリーのホームページを見ると、代表的な展示品が掲載されていたのですが、その中にこんな絵が。
「猫と鼠」という画題。
猫がネズミにお酒を飲ませています。
お酒を飲ませ、酔わせて食べてしまおう!という魂胆?
あるいは教訓的に言えば、「恐ろしいことが待っているのに呑気にお酒を飲んでいるおろかなネズミ(人間)」といったところでしょうか。
このサイトには説明がなかったので、この画題で検索してみると、「大津絵の店」という販売サイトに出ていました。
同じような画題ですが、、、、、よく見ると、お酒を飲んでいるのがネズミではなく猫です。
攻守交替、という訳ですが、今度は猫と鉢合わせしたネズミが猫にお酒を呑ませて逃げ出そう、というように見えますね。
猫の方から見ると、「酒は呑んでも呑まれるな」という教訓でしょうか。
酒を呑むのはネズミ?猫?
どちらが本当なのか、どちらも本当なのか、大津絵の本拠、大津市の博物館のサイトを見ると、ステーションギャラリーのものと同じ絵があって、その説明もありました。
自分の体ほどもある大きな盃で酒を飲むねずみに、猫が唐辛子をつまんで、さらに酒をすすめている。ねずみをさんざん飲ませ、油断させてから捕らえてたべようとする猫の姿を描いた画題である。
なお、本作品とは逆に、猫がのまされている図柄もある。いずれも、酒に呑まれて我を忘れることを戒める意味がある。
なるほど、どちらも本当なのですね。
ただ、「いずれも、酒に呑まれて我を忘れることを戒める意味」というのは、結局お酒が悪者?と思っちゃいますね。
それよりも、先に掲げた「恐ろしいことが待っているのに呑気にお酒を飲んでいるおろかなネズミ(人間)」の方が教訓ぽいし、それって、以前話題にしたロシアの女性作曲家グバイドゥーリナの「ペスト流行時の酒宴」に通ずるところもある。
あるいは深読みすると「どちらの絵でも、お坊さんはもっともらしい説教の理屈をこねる」とか。
まあ、いずれにせよ、お酒には注意です。
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