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いま、某ホテルさんと商談を行っているようなのですが、酒樽についても対象商材になっているらしい。
その中で、四斗樽を上げ底にして、二斗とか一斗とかが入っている入っている「祝い樽」も話題になっているようです。
こういうの、我々(というか自分は)「四斗二斗」とか「四斗一斗」と表記して、「よんとにと」「よんといっと」と呼んでいますし、蔵元さんともそうやり取りしています。
でも、四斗樽は何と呼ぶかというと、改めて聞かれると「しとだる」と呼びます(もちろん、「よんとだる」と呼ぶこともあるけど)。
正式には「しとだる」なのでしょうが、辞典的にはどうなのかな?と調べてみたら、、、、、、、
驚きました。
いやいや、呼び方はどれも「しとだる」なんですけどね。
広辞苑
しとだる【四斗樽】
容量約四斗の樽
ところが、ネット上の辞典「デジタル大辞泉」をみたら、こんな記載になっていました。
しとだる【四斗樽】
酒などが4斗ほど入る大きな樽。現在ではふつう約3斗2升入りをいう。
なんと、読み方は「しとだる」ですが、容量は四斗ではなく、「ふつう約3斗2升入りをいう」となっています。
四斗から見たら、80%しか入っていないデスよ。
(なんか、昨日の「1合トックリに1合入っている?」の世界です)
初耳だったので、「大辞林 第三版」を調べると、、、、、、
大辞林 第三版
しとだる【四斗樽】
四斗入りの酒樽。今は小さくなり、実際には三斗二、三升しか入らない。
こちらも「三斗二升」派です。
しかも大辞泉は小学館、大辞林は三省堂ですから、大御所二社がその解釈、ということです。
とは言え、普段我々が扱っている四斗樽は、全て四斗(72リットル)入り。です
なぜこんなことになっているのでしょうか。
正直、わかりませんね。
ただ、デジタル大辞林とか大辞泉は、ネットでしか見ない「テラワロス」を所載したり、あのインチキの誉れ高い」江戸しぐさ」をいち早く入れて、しかもコソッと削除したりと、「軽い」立ち位置の辞典のようなので、原典があるというより、どなたかのネット上の「見解」を片方が載せ、もう片方がそれをパクった、ということもあるかもしれません。
しかし、デジタルとはいえ、辞典が信じられなくなる世の中は情けないですね。
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