牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

開花宣言!なので、花見酒!です(落語じゃないよ)。

2018-03-22 12:44:20 | 旅の記録など
                           
                           【公式HPはこちら↑】





暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが、昨日はまさかの都心の雪。


お花見どころではなかったですが、倉庫には春の便りも。




お花見の時期の季節商品です。


とにかくファンを増やそう!という日本酒業界。

季節折々のお酒の展開をしています。

夏の冷酒、冬の燗酒、という、わかりやすいものや、「冬~新春の新酒」「秋口のひやおろし(秋上がり)」などの製造工程に拠るもの。

名門酒会さんの発明!(というより、その先の「育成」でしょうか)の立春朝搾りも定着してきましたね。


そして、この時期は、季節限定の「花見酒」というジャンルのものが増えてきました。

これ、ちょっとビールメーカーさんっぽい展開ですが、お花見のお供に!というもので、ラベル柄が春を想起させるものなどが中心。


(例えば福島・三春の蔵元さんは、日本三大桜に数えられるとも言える地元の「三春の滝桜」がモチーフの「光るラベル」です)


もちろん、ラベルだけはなく、酒質も各蔵元さん、屋外のお花見を意識し、爽やかで軽快なものが多いようです。

加えて、蔵元さんによっては、樽香の効いた「樽酒」であったり、澱の残った「うす濁り」であったり、微発泡のものもあるようですね。


我々流通もこれらを酒販店さんにアピールし、ファンを増やそうとしている訳で、実際、一定の成果も上がっています。

ただ、難しいのはこういう季節ものって単発で終わりがちで、「米沢の東光か。花見酒がおいしかった(or売れた)ので、次は東光の定番酒を飲んでみよう(orお店に置いてみよう」という流れにはすぐにはならないこと。


焦らず、慌てず、というのは分かっていますが、、、、ちょっと焦るかな。


とは言え、倉庫の花見酒たちには、この春も活躍して欲しいものです。


と、ここで思い出しましたよ。落語の「花見酒」


そうならないように、注意しなければ!。
(ご存知ない方のために、、、、明日か明後日、ご説明しましょう!)




★★お酒に関する諸事万端のご相談を承っております(商品企画/情報提供/寄稿等)★★

★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする