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3,250万と30万。
どちらも昨日聞いた数字です。
3,250万というのは、3,250万円。
サントリーさんが2011年に出した、150本限定のウイスキー「山崎50年」が、このほど香港のオークションで3,250万円で落札されたそうです。
(昨夜の会で、問屋衆の重鎮の御挨拶で言及があった)
いやぁ、2011年当時で100万ですから30倍以上!
と、いうより、ショットグラス(30ml)一杯で130万円です。一体いつ、だれが飲むんでしょう。
これに対し、30万というのは30万本。
問屋仲間の岡永さんの名門酒会さんでやっている「立春初搾り」の出荷本数。
立春の日の早朝から蔵元さんに酒販店が集まり、搾りあがったばかりの生原酒の瓶にラベルを貼るなどの作業を手伝い、祈願した後でその日のうちにお客様にお届けする、というイベント?です。
それが今年は30万本を超えたとお聞きしました。
平賀源内が考案したという「土用の丑の鰻」に比肩しうる、大発明ではないでしょうか。
(あ、バレンタインや恵方巻は「別の地域からの輸入」ですから、除きます)
30万本というのは半端じゃあありません。
一生かかっても飲みきれませんよ(当たり前)。
確か1本1,500円ということですから、総額も3億5千万円。先ほどの「山崎50年3,250万円」の10倍です。
というか、「山崎50年」は1人のお金持ちの趣味もしくは投機であるのに対し、「立春朝搾り」は、そこに多くの酒販店さんが係わり、そして実際に搾りたての生酒を召し上がる消費者の方が30万人とかいらっしゃるわけです。
「想い」が30万倍くらいあるということですし、「楽しむ」人も30万倍くらい。
昨夜の会で、蔵元さんが「(江戸からの)商い」について語られていましたが、こういうのが「商い」なのでしょう。
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と、感服しながらも、「立春朝搾り」は岡永さんの専売特許ですから、別のモノも考えてみましょうか。
例えば、立春の前日、新川大神宮の境内にて祈祷した
「節分下り酒」とか。
現在もお店を構える新川問屋お二方の「惣花」「新川一番船」に加え、かつてウチが新川筋で扱っていた「青松白鷹※」もお持ちしますよ!
※黒松白鷹は丸の内の「升本総本店」での扱いだった。
企画が実現したら、新川大神宮のホームページでお知らせいたしますので乞うご期待。
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