牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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ベートーヴェンが讃えたブランデー。ブランディングの大立者はバロック音楽の立役者ルイ14世だった!

2016-04-20 12:32:10 | 附属酒類経済研究所
                           
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熊本の地震についてのご報告等

※これ以外に、「停電」により冷蔵していた「もろみ」等に被害が出た蔵元様もいらっしゃるようです!被害が拡大しないことを祈ります。






昨夜、テレビで見ました。




「ベートーヴェンはコーヒーが大好きで、豆をきっちり60個数えて淹れていた」



ふーん。



音楽家でコーヒーといえば、「コーヒー・カンタータ」のJ.Sバッハをすぐに思い浮かべますが、同じく超大物のベートーヴェンにもそんな逸話があるんですね。


コーヒーカンタータの楽譜
(はっきり言って、読めない)


で、そのテレビでは、ベートーヴェンの言葉として


「一杯のコーヒーはインスピレーションを与え、一杯のブランデーは苦悩を取り除く」


というのが紹介されていました。


ベートーヴェンと言えば、年末(かな)、「ワイン好き」というご紹介をした覚えがあるので、??となったのですが、、、、、まあ、そうなのでしょう。。



ただ、ブランデーって、いわばワインを蒸留したものなので、ワインよりも普及した時代はかなり下りそうな気もするのですが、ベートーヴェンの頃からもうあったのでしょうか?



キリンさんのホームページに、かなり詳しく出てました。


高級酒のイメージのあるブランデー。そもそもは、1~2世紀ごろの古代エジプトやギリシャで、ぶどう酒を蒸留したのが始まりといわれる。
<中略>
ブランデーは、古くからある酒ではあったが、ほかの酒の草創期と同様に、当初は薬として飲まれていた。記録では13世紀に、スペイン人の錬金術師で、かつ医者でもあり、前回の「洋のリキュール、和のリキュール」にも登場したアルノー・ド・ヴィルヌーブが気つけ薬として重用していたとされている。そのため、ブランデーはフランス語で「いのちの水」(オー・ド・ヴィー)と呼ばれている。

そんなブランデーが嗜好飲料としてメジャーになったのは、16~17世紀に入ってから。
<中略>
こうしてブランデーはヨーロッパで地位を確立。1713年には、フランス国王であったルイ14世が国内のブランデー生産を保護する法律を制定した。こうして注目を集めたブランデーは、各国の宮廷で愛飲されるようになり、王侯や貴族の酒というイメージを決定づけた。



なるほど、バロック音楽を語る上で欠かせない大物のルイ14世がブランデーの普及の立役者だったんですね。ちょっと驚き。



ルイ14世



そしてこのブランデーを、バロックの後の古典派音楽の超大物、ベートーヴェンが讃えた、という訳ですね。


いやぁ、勉強になるなぁ、升本総本店。


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