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【熊本の地震についてのご報告等】
「パイルD-3の壁」とか「二枚のドガの絵」とか、「刑事コロンボ」シリーズにはタイトルまで覚えている傑作(と言われている)ものが多々ありますが、これもまた、その一つでしょう。
any old port in a storm
邦題「別れのワイン」です。
ワイナリーの醸造家かつ高名なワインコレクターが犯人。
アリバイ作りのために死体を隠したワインセラーが熱波のために高温になり、そこに保存されていたワインを(それとは知らずに)出された際に自ら「高温で保管された台無しワンだ!」と喝破したことで墓穴を掘っていく、というものでした。
(ちなみにその台無しワインはFerreira(フェレイラ)のビンテージ・ポート1945年、でこれが原題の中のold portにひっかけられているのでしょう/あ、「any port in a storm」という慣用句とも、ですが)。
たった1回、高温になっただけで台無しになったワインを海に投げ込む最後の場面が印象的ですが、お酒って、本当に微妙なものなんですよね。
◆
冒頭にもリンクを張ってありますが、このたびの熊本県を中心とした地震災害では、弊社ご縁の蔵元様におきましても甚大な被害を蒙った方もいらっしゃいます。
お見舞いを申し上げますとともに、被害がこれ以上拡大しないことをお祈り申し上げます。
そんな中、震源から離れたある焼酎メーカーさんでは幸い工場の物理的被害も比較的少なく、交通遅延などのご連絡を頂いていたのですが、ちょっと気になる話が入ってきました。
停電で醪(もろみ)がやられそう
ご存知のように、本格焼酎の多くは、発酵熟成させた醪(もろみ)を単式蒸留機で蒸留して造りますが、その醪の発酵熟成、そして蒸留までの保存に際し、空調・冷蔵などの温度管理を行っています。
停電、となると、その温度管理ができなくなってしまいます。
発酵が終わりボトリングされた「ワイン」でも大きな影響を受けるのですから、発酵過程での醪への影響は小さくはないでしょう。
蔵元さんのご苦労、ご心配を思うと心が痛みます。
どうか被害が広まりませんように。
◆
特に日本酒では、24時間365日タンクの温度管理をされている蔵元さんも増えてきています。
停電の影響というのも大きくなってくることでしょう。
東日本大震災の際の「計画停電」でいろいろ心配したのにも係わらず頭の中から消えていました。
のど元過ぎれば、と言うやつですね。
恥ずかしい限りです、と反省しつつ、自分たちに何ができるかを考えなくては。
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