牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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ウチのお酒のラインナップを「日本酒度」「酸度」で見ると、、、、、、、

2014-05-06 12:51:33 | 附属酒類経済研究所



連休も最終日。

「連休中の宿題」としていた取扱い日本酒リストの作成も、ようやく大詰め。

と、データを眺めていると、ちょっと分析してみたくなってしまうのが、性分です。


やってみた


お酒の「甘辛」を表すと言われている、「日本酒度」の整理です。

「+3」を中心に両側に広がる、比較的きれいな分布を示しています。

「やや辛口」のお酒が中心になっていることがわかりますね。


ついで、「酸度」です。



こちらは日本酒度に比べると「ばらけて」います。

ピークも、1.5と1.7にあり、高原状の分布となっています。また、1.8以上になると、すとんと落ちています。

お酒の味わい、単純な「甘辛」も日本酒度だけでなく酸度やアルコール度数と関係してくるの単純には言えませんが、酸度の場合、「速醸」とか「山廃」とか「生もと」とかの造りによっても大きく違いますし、吟醸とか大吟醸とかになると目指す方向性もあるので、こういう分布になるのでしょうか。


ふーんと思ったのは、この酸度で、1.3以下のものが思いのほか少数派であること。

このあたり、今売れているお酒が多い気もするのですが、ウチがそれに背を向けているのか、どうなんだろう?
(昨日おでん屋さん飲んだ菊正宗の燗酒も、1.5くらいかなぁ。いや、美味しかった)



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