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ちょっと強引ですよ?毎日新聞さん! 憂楽帳「日本酒『衆議院』」

2014-05-01 10:00:00 | 酒の情報(酒エトセトラ)


昨日の毎日新聞(夕刊)


コラム「憂楽帳」



「日本酒『衆議院』」というタイトルに目を惹かれて読むと、衆議院の売店で売られている日本酒のことでした。


(略))
そんな福島産の純米吟醸酒「衆議院」が、国会内の売店で限定販売されている。東日本大震災の復興支援につなげようと、伊吹文明・衆院議長が発案した。福島県酒造協同組合所属の八つの蔵元が、共通ラベルで出荷し、震災3年の3月11日に販売を始めた。ラベルの字は同県田村市の書家、橋本芙蓉さんが揮毫(きごう)した。300ミリリットル(700円)と720ミリリットル(1700円)があり、購入できるのは国会の売店だけ。利益の一部が復興支援のために寄付される。
(略)

写真を検索してみると、


こんなの
(asahi.comより)



こんなの
(衆院議員の逢沢一郎氏のサイト)


なるほど、蔵元さんによってボトルも違う、ということですね。


酒屋的には、「参議院」はあるのだろうか、とか、商標はどうなんだろう、とか、数多くの蔵元さんからどうして8蔵なんだろう、とか、当局へのラベルの届け出は?、とか、いろいろ心配してしまいますが、国会のセンセイの発案ですから何でもありかなぁ、とも思っているところ。


で、記事でちょっと引っかかったのは後半のくだり



 気になるのは、発売直後の3月はよく売れたのに、4月に入って早くもペースが落ちてきたこと。国会周辺では震災の記憶がそれだけ風化している。


売り出したのは今年の3/11。
当然、売り出した時は話題になるし(調べたらNHKや朝日新聞などでも取り上げている)、議員さんや関係者も一度は買います。

それが一巡した4月には売れ行きが落ちるのは当たり前といえば当たり前。

それを「震災の記憶が風化」というのは、ちょっと強引。


毎日新聞は比較的校閲がしっかりしているイメージもあったのですが、コラムなので校閲が入っていないのかしら。


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