牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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ワインを飲んで食道がんを防ごう!!

2009-03-12 14:54:18 | 附属酒類経済研究所
「男は黙ってサッポロビール」に並ぶ、

酒類分野での有名なキャッチコピーではないでしょうか

トリスを飲んでハワイに行こう


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で、こちらは、ワインの話です。

この雑誌

Gastroenterology?ガストロエンテロロジー?と、舌を噛みそうなタイトルですが、日本語にすると「消化器学」。
消防署ではなく、病院のほうの消化器です。

その学会誌の最新号に掲載されている論文が、HealthDayという医療・保健分野のニュースサイトからの転載の形で日本のネットにも紹介されていました。

Wine May Be Protective Against Esophageal Cancer
 One glass a day may lower risk for Barrett's, a precursor to disease, study finds
ワインは食道がんを予防するかもしれない
~一日一杯のワインは食道がんの前兆となるバレット状態のリスクを軽減


ちなみに、学会誌の論文(これもネット上にある)のタイトルは
Alcohol Types and Sociodemographic Characteristics as Risk Factors for Barrett's Esophagus
アルコールの種類と社会・習慣属性によるバレット症状のリスク要因(かな?)

バレット状態とは酸の逆流によって食道が回復不可能な損傷を受けることによって生ずるもので、この状態が見られる人は、食道がんのリスクがえらく高いというもの。

筆者らは男女953人を対象に対照調査を実施し、1日に1杯以上の赤ワインまたは白ワインを飲む人は、バレット症状の発症率が56%低いこと、ビールや蒸留酒ではリスクの低下はみられず、またワインの摂取量が増えても予防効果の増大はみられなかったことなどを挙げています。

まあ、赤ワインが健康に良いことなど以前から言われていましたが、また一つ実証された、ということでしょう。
残念ながら日本酒での検討は行われていないようですが、、、、

ちなみにこのHealthDayですが、超専門、というより、面白げなものを色々取り上げています。

例えば、
Skin Patches Can Cause Burns During MRIs

皮膚に貼るパッチ剤を貼ったままMRIの機械に入ると、MRIの磁場で皮膚パッチ剤が高熱になり、火傷の原因となる、というコワいお話。

(MRIに)入るなら貼るな、ですね。


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