株式会社エイチ・アイ・エスは、ロボットがコーヒーの販売・提供を行う「変なカフェ」を2月1日(木)に、渋谷モディの地下1階H.I.S.渋谷本店内に新規オープンすることを発表した。
H.I.S.グループが展開するテーマパーク事業の「ハウステンボス」をはじめ、「変なホテル」で培ったロボットのノウハウを活かし、旅行の窓口である店舗と親和性の高いカフェをH.I.S.が運営する。
同社は、「旅行にはイベント的な要素があると考えています。旅の計画をワクワクしながら立てていただく際に、美味しいコーヒーをよりリーズナブルにお楽しみいただくのにも、エンターテインメント性を大切にしたいとの思いから、H.I.S.店舗内に併設するに至りました」と背景を説明している。
「変なカフェ」とは、協働ロボットが本格ドリップコーヒーの提供を行う、ロボットカフェ店舗となっている。「変なカフェ」では、ロボットを導入することで、人による少しのサポートで、カフェの運営が可能となった。提供メニューは7種類、一杯あたりを提供するのに必要な時間は、本格ドリップコーヒーがおよそ3~4分、それ以外のメニューでおよそ2~3分となるという。
使用ロボットは、米国Rethink Robotics社が開発・生産する、単腕型・高性能協働ロボット「Sawyer(ソーヤー)」と、同時に複数杯のドリップコーヒーを淹れられるバリスタマシンの「Poursteady(ポアステディ)」の2台。H.I.S.は、本格ドリップコーヒーを淹れるロボットは、現在日本でここでしか実稼動しておらず、唯一の商業利用となると伝えている。
ホテル、飲食の労働現場は外国人、リストラされた中年、退職した老人、学生の人々がいっぱいいます。3k職場は仕事のない人々がなんとか屋根のある部屋でまっとうに暮らせる最後の砦です。しかし、950円から1200円程度の最低賃金の生活であり、今や最低賃金が1500円の韓国より低いのが実態です。
上記の例は物珍しさで客が押し寄せているだけであると楽観視ができないのが、現場で働く人々です。単純作業の手順をAI(深層学習で学べば)すぐにとってかわれることができます。。950円を1100円に値上げすべきと労働者が騒いでも、1台150万円で購入できれば、休みなしでロボットは働いてくれます。文句は言わない、メンテナンスはロボットメーカーが行う。
経営者であれば利益率の高いロボット従業員に変えて管理者は正社員という体制でいけば最低賃金の人々を雇う必要もありません。現場にいる労働者は今の状況が東京オリンピックまで続いてくれればと思っています。
優秀なロボットメーカーは安くてよく働くロボットの研究に余念がありません。他社より早く、多くのロボットを現場でつかってもらい儲ける。それが資本主義の属性というものだからです。
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