gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

農業の機械化はかっこいい、でも現場の声は

2017-07-19 09:06:45 | 日記
企業が生産現場の機械化を図るのは
機械化により、省力化をはかるこ、それに伴うコストダウンが目的です。
この手法を農業に導入することは人の手作業を減らし大規模効率的な仕事をすることで、作物を作る上での単価を下げ、世界的競争のなかで生き残ることが目的です。
現状さらなる農業の発展のためにはより優れた機械化が必要とされています。
 しかし、その機械化の将来について、現場からは以下の声があがっているそうです。

・「機械化は賛成ですがコストが高すぎるようでは導入できません。」

・「最低限の機械は必要だが、機械化を進めることによる経営負担を考慮し なければならない」

・「省力農業が出来るに越したことはないが、それには高価な機械代や投資が必要。」


 など、これら意見は機械の値段や管理コストが高いため、経営が苦しくなっていることを問題にしています。
 さらには、

・「今の農業は、安い農産物を、機械化で大面積で大量に作って、何とか生活しているのが実態です。
〈機械化貧乏〉は今も変わりない。」

・ 「今の農産物価格では機械代が粗収入に占める割合が大きすぎる。」

・「省力化がすすんで農産物が安くなり、農産物が安くなるから大規模省力化にする、といういたち
ごっこが続き、終わりがない。

農業女子のための機械化など、機械化が農業の革新の貢献していることは事実ですが、機械化が農民の収支をより良くしているという成果は上記の言葉に見ることはできない。
つまり、機械化-効率化-利益向上ではなく機械化-効率化-価格競争-さらなる機械化といった終わりのない競争に巻き込まれるとの思いが蔓延しています。

ただ機械化すれば良いというものではない。地域自給圏をどう構築するかの構想とともに考えるべきでしょう。
相反転方式小水力発電機によるプロジェクトは地域活性化のための仕組みです。。