20170611
6月11日(日)曇り後晴れ
母の命日で鈴鹿までお墓参りに出かけました。
帰る途中に桑名の諸戸邸でお庭を開放していると聞き、寄ってきました。
初代諸戸清六氏は親の借金を背負い、米の仲買から植林事業で財を成し山林王と言われました。
学資の援助や公共事業に力を注ぎ、桑名の発展に尽力した方です。
諸戸氏本邸
洋館の横は御成書院
花菖蒲が満開でした。この日は解放の最終日で、庭師さんが切って下さり、切り花をいただいてきました。
飛び石を渡りながら30種類もあるという見事な花菖蒲を身近で見せていただきました。
溝渠(こうぎょ)があり、その外にはレンガの塀・・防犯の為に堀の中に濠を・・・
材木を保管したり、魚を放して食用としたそうです。
屋敷内にはお稲荷さんを祀った祠もありました
御殿広間(大隈重信氏も宿にされた)の前の庭園は琵琶湖を模して作られている
江戸時代の豪商が立てた庵 3畳ほどの草庵で推敲亭(すいこうてい)と呼ばれる
働き続けた初代諸戸清六さんは四季折々の美しいお庭を眺め、心を和まされたことでしょう!
六華苑と違い、年2回しか、解放されない諸戸氏庭園・・・最終日に行けてラッキーでした。
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